バイオレンススクール
小学校に勤めていたときのこと。赴任する前にいろいろ説明を受けている時に、「絶対に子どもを叩いたりとかはしないようにしてくださいね」といわれました。
いやいや、言われなくても叩いたりなんかしませんが、聞きながら「今の学校は、やっぱ体罰ってないんだ」と改めて実感。
わしの小学校~高校まで、今じゃ考えられないんでしょうけど、それこそ先生に叩かれるなんて結構当たり前のことだったとです。もちろん叩かれるにはそれなりの理由があったんですが、それでも今じゃ考えられない理由だったり。たとえば忘れ物とか。今じゃ忘れ物して叩いたりなんかしたら、それこそ大問題でしょうけど。苦笑
それも素手じゃなく、黒板用のデッカイ定規や、ステンレスの棒、かったい木でできた台本板(ってこれ若い人知らないよな。苦笑)でぶっ叩かれたりもしてました。辞書の背表紙(これは首の骨にズゴンと響くとです。爆)やゲンコツももちろんありました。
わしは普通の子より、注意力が足りなかったり、授業中手遊び、落書きなどをよくする子だったので、また特に他の子に比べて叩かれていた回数が多かったような気がします。女の子ってそんなに叩かれたりしないと思うけど、わし結構やられたもんな(苦笑)
居眠りこいて、椅子から落っこちたりしたこともあったので、まぁ叩かれても文句は言えないですけどね。爆
高校生の時のこと、当時廊下側の一番後ろの席だったわしは、最も睡魔がピークになる5時間目に廊下側に顔を向ける形で頬杖ついてうたた寝。しばらくして、パチッと目をあけると、
そこにドアップの担任の先生の顔。
そりゃあんた、転がり落ちるわ!!!!
ぎゃっ!!と叫ぶと同時に椅子から転がり落ちるわし。ガターンと音がしたので、授業は中断し、日本史の先生は「おわっ、どうした?!」とわしに駆け寄ってきました。
すると担任が「○○(わし)が居眠りしてたから、ちょっと起こしにきてやりました」と状況説明。内心「おおぃ!余計なこと言うなよぉぉぉっ」とわし慌てふためく。日本史の先生は「なに?お前ってやつはまた寝てたのか?ったく仕方ない!ホレッ目覚ませ!」
ゴンッ!!!
ぎゃっ!!!
・・・・痛かったなぁ、げんこつ。
でも高校時代に限らず、学生時代は本当にいま考えると結構バイオレンスだったよなぁと思う(笑)
今なんて、それこそビンタ一発でも大問題でしょう。確かに暴力はいけませんし、力で言う事聞かせようとしても、そりゃなかなか難しいと思いますよ。特に今の子どもは。
でも、言っても聞かない子には、それこそどうすりゃいいんだろ。とよく考えたりしてました。そういう子はわしの行ってた学校にはいなかったので、別に考える必要なんてないんですが、仮にそういうことがあったらってこと。時には一発ビンタくらいしないと、分からないこともあるんじゃないかな、とか。あ、でもたまに力を加減しつつ、グリグリはしてたけどね。笑
でもわし自身、実際ぶっ叩かれたりしたことで、「ちゃんとしなきゃ(また叩かれる←そっちかい)」と思うこともなかったわけではないので、一概に「暴力はイカン!」とも言い切れない所もあるんですよねぇ。「口頭注意だけだったら、またやってただろうな」って事も確かにあったし。苦笑
それにしても学校じゃ、遅刻してぶたれ、居眠りして椅子から落ちてぶたれ、忘れ物してぶたれ、塾ではまたしても居眠りしてぶたれ、友達とおしゃべりしててぶたれ…わし学生時代、トータルして何回くらいぶっ叩かれてるんだろ。。。ちょっとそこ気になるわ。爆
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