岡田以蔵
わしの好きな歴史上の人物に岡田以蔵がいます。
岡田以蔵(1838~1865)
土佐の郷土で、土佐勤王党に加わった幕末四代人斬りの1人。「人斬り以蔵」と呼ばれていた。 武市半平太が勤王党を結成すると、以蔵もこれに参加し、数々の暗殺を請け負う。剣の腕はかなりのもので、坂本龍馬の依頼で勝海舟のボディーガードをつとめたこともある。1865年、斬首となる。
剣に生き、剣に死ぬ。。と言ったら聞こえは良すぎるかもしれませんね。彼は「殺人」にアイデンティティーを見出した、と何かに書いてありましたが、本当に彼は人を斬ることでしか、自分の生きる意味を見出せなかったんでしょう。
教養も地位もない自分を、唯一人間として扱ってくれた武市半平太のために、人生を捧げた以蔵。あまりにも不器用、そしてあまりにも純粋すぎるその生き様に、惹かれるんですよ。坂本龍馬とか、新選組とかも好きなんですが、その人たちとは違う人間臭さが以蔵にはあるような気がします。
そして、あんまり好きすぎて、わし
以蔵の小説を書こうとしていたことがあります(爆)
何年くらい前かなぁ。。頭をフル回転させて書いてました。ただ、プロローグの段階で力を出し尽してしまい、それ以降はどんなにひねっても文章が出てこず、結局数行で妥協しちゃいましたけど(苦笑)
その文書が出てきたので、載せちゃえ~♪と勢いで載せちゃいます。「日本語おかしいやろ!」とかツッコミどころは満載だと思いますが、なにぶんド素人が書いた文章なので、笑って許してくださいな。でもこの頃は「わしすごいやん!」とか自分で自分に酔っていました。ワハハハ、ひでー(^▽^;)
「以蔵」
その男は暗闇から現れた。暗闇の中に浮かぶのはその男の目だけである。其れは人間のものというより、むしろ獣を思わせた。獲物を前に殺気を漲らせている目…。
暗い中に浮かぶのは、男の殺気を帯びた目だけであった。
「うぬは何者かッ!」
甚衛門が大きな声で怒鳴りつける。しかし男は動かない。ただじっと獣のような目で甚衛門を見つめている。その男を取り巻く空気が尋常なものではないことを、甚衛門は早くから悟っていた。男は刀を突きつけてきているわけではない。しかしこの殺気…ただものではない。こやついったい何者なのだ?
その時、目の前を白い光のようなものが横切った。
「!?」
そして甚衛門の目の前を赤い花が舞った。花?!否、こんな季節に花なぞあるものか!そしてああ、何だ、目の前が暗い…
それが花ではなく、己の体から吹き出た血だということに気付いたとき、甚衛門はすでに温度をなくした躯と成り果てていた。
その躯に向かって、男は静かに呟いた。
「天誅…。」
文章はひどいですが、まー愛は感じてやってください(爆)
しかし、これ書く前は「小説なんて、ちょっと考えれば誰でも簡単に書けちゃうかも」なんて考えちゃってた自分のアホさにイヤというほど気付かされましたよ。。。
うう~、小説家の方々って、本当にすごいのですね(苦笑)
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またまた書き込み御免のネコバーナです
圧倒的にボクより文才があると思われます・・
最近書いた、ご存知のアニマ大賞の脚本なんかひどいものですよ
文章ってこう書くのかーふむふむ・・っと読んでしまいました。
イゾウへの愛がビシビシ伝わってきますねー
投稿: ネコバーナ | 2008年6月 9日 (月) 00時24分
>ネコバーナさん
いつもコメント謝謝です☆読んでいただいてるだけでも有難いのにコメントまで~って感じですよ~。
いやいや、とんでもないです!文才の欠片もないですよ~ほんとに。でも当時は「完璧だ…これ」とか思ってたんですから、勘違いって怖いですね(苦笑)
ネコバーナさんが書いた脚本ぜひ読んでみたいですよ。絶対すごい出来になってるはず。イラストにお話をつけてる記事読むと「すごいなぁ」とわしいつも思いますもん。わしにはとてもとても…(T▽T)
内容はともかく、以蔵への愛を感じて貰えた事でわし満足です☆(笑)
投稿: 管理人ちー | 2008年6月 9日 (月) 09時50分