クラスメートの優しさ☆

昨日の授業時のことです。その日から新しい課の新しい文法についての勉強をしたのですが、そこはわしにとってちかっぱ難しく感じました。　

でも、わし以外のクラスメートはちゃんと分かってる。これだけでもかなりの焦りがあったわけですが。。。　

さて、先生は一通り説明した後、「じゃあ次の問題を一人一人答えて」と！

それを聞いて、わし真っ青！だって、だって、まだ分かんないし、今日説明早すぎやって！という間もなく、わしの順番はどんどん回ってきて。。。きたーーーー！！！！！　

でも、　

そんな状態で正しい答えなんて、答えられるわけがないわけです！！！！！　

こうなると、　

パニックスイッチオン！！

状態。　

みなさまには、パニックスイッチってついてます？？　

このスイッチがオンになると、周りが何を言ってもわしの耳には全く届かない。冷静さは皆無、そして普段なら分かる簡単な事とかでも分からなかったり、頭に入って来なくなったりしてしまう、おそるべきスイッチなのですよ。　

これ。。。日本にいても押すのって、年に１回あるかないかくらいなのに、こっち来て3か月でもう、3，4回スイッチ入っちゃってんですけど。。。。汗　

そんなわけで、ここでかなりの苦戦を強いられたわし。授業が終わる頃には精神的にもうボロボロ。。。　

先生が中国語で説明してくれても、その中のある重要な一つのワードを聞き間違えていて、間違った方で理解していたものだから、もうどうしようもない状態。分かるわけがなかったんです。（ああ、なんてバカ！！）　

そんなわけで聴いても分からない悔しさと腹ただしさ、自分の不甲斐なさ、情けなさ、クラスメートへの申し訳なさで、授業が終わったあとも、わしは机に座ってどうして理解できていなかったかを、教科書を再度読みなおし、自分で必死に考えていました。　

すると、　

「おーい、ちぃ、今日だいぶテンパってたなぁ。大丈夫か？」　

顔をあげると、そこにいたのは日本人のクラスメートのしーさん。　

（わし）「いや、もー全然分かんないや。なんでこれがこうなるの？」　

（しーさん）「どこがどう分かんなかったんだ？（問題を見て）あーそれはだな。これをこう考えてこうしてこういう風に考えればいいわけだ。」　

と、終わった後も残って教えてくれました。いつもは授業終わったらすぐ教室出てっちゃうのにね。彼の優しさに思わず泣きそうになりましたよ。そして説明を聞いて、やっとクリアーになり☆　

やっと、分からんかった事も分かって、しーさんに教えて貰えてよかった♪　

と思ってそのまま勉強していると、「ちぃ」と、今度は別の人の声が。顔をあげるとそこにいたのは、韓国人のクラスメートＳ。彼も授業終わったらいつも帰るのに、わざわざ待っていてくれたのでした。　

（Ｓ）「今日の授業の所は大丈夫かい？」　

（わし）「うん、さっきしーさんに聞いて、だいぶはっきりしてきたよ」　

（Ｓ）「大丈夫だから、安心して」　

（わし）「うん・・・・ありがとう。」

（Ｓ）「僕たちは外国人なんだから、分からなくて当然なんだよ？だから悲しむ必要もないよ。君が聡明な事はちゃんと分かってるから、大丈夫！」　

（わし）「（じわーっとなるのを必死で堪えつつ）本当にありがとう。本当にあなたは優しいね」　

それから間もなく彼の奥さんが教室に迎えに来んさったので、彼も帰って行きました。教室に一人で残っているのって、結構寂しいもんがありそうだけど、でも昨日はすっごい心がポカポカしてました☆　　

・・・もうさ、　

みんな何でそんなに優しいんだよっ！！！！。゜（Ｔ△Ｔ）゜。　

ってクラスメートに感謝！わしが分からなくてアワアワなってたら、必死で横から「このワードだよっ」とこそこそ教えたりもしてくれてたしね。　

いや、前からクラスメートはみんないい人ばっかりなのは知ってたけど、さらに今日再認識したというか。有難い。。。本当に有難い。。。（ＴへＴ）　

しかし、わしもっと頑張らないとなー。来て3か月過ぎたけど、まだ全然ダメだし。ドラえもんの翻訳こんにゃくが欲しい！！とか、また訳わからん事を思ってしまうあたり、全ッッ然ダメだよな（苦笑）