それがどーした！

本日上司と先輩は夕方まで外勤。わしは事務所で事務作業。　

今日はクレーム関係を中心に、やること多くて気が重いなァ、とか思っていたら、これまた立て続けに面倒が起こり、　

なんでわしがお留守番ん時に限って、こうなんだーー！！！！　

と心の中で、タンバリンと狂い叩きながら、ランバダのひとつやふたつ、踊ってやりたかった…。いや、タンバリンにもランバダにも深い意味はないけど。まぁ、いつも以上におかしかったと解釈して貰えれば。フフフ。。。。。。

伝票関係なんかも、先輩がやってるし、わしに持ってこられても分からんっちゅーに！とはいえ仕事なので、そんな事で全部をかわすわけにもいかない。くぉぉぉ。。　

しかし最近は年をとったせいか、悟りを開きかけてんのか（たぶん前者）、ここでブーブー腐ってもしかたねーな、これはわしが成長する機会を与えてくれよるんかもしれん。うん、そうに違いない！そうやね、前の職場の日本語の分からん奴ら相手のクレームに比べたら、こんくらいなんだ、へっ！　

と自己催眠をかける術を多少心得てきたような気がします。おかげでずいぶん昔ほど自分を追い込まなくなって、少し楽になれた気がするぞ。　

まぁ、そんなこた置いといて、　

自己催眠をかけつつ仕事をしてると、会計部門のわが社のお局（もうすぐ５０代に手が届きそうな○゛バア・独身）がわざわざわしの机の方にやってきた。　　

いえ、わしはね、普通そんな年上の先輩に向かって、○゛バアなんて言いませんし、言った事もありませんよっ！でも、でもねー、本当に言い方きつすぎて、こうもつぶやきたくなるってもんですーー！！！　

ちなみに彼女の顔は、ウルトラマンの怪獣ツインテールにちょっと似ているので、以下ツインテールとします。（マニアックすぎるだろ）　

（ツインテール）「このあんたと○○さん（先輩）が作った伝票なんだけど、これ○○がこうなって、こうなってるのおかしいでしょ？！」　

（わし）「え…。でもこれＳさん（上司）から指示受けて作ったものだから、間違いないと思いますけど。方法が特別だって言ってたし。」　　

（ツインテール）「でも普通はこうだったら、こっちの方になるでしょ！」　

（わし）「いや、分かってますってば。だけどこれに関しては特別だって説明して貰ったから。（※心の中で→全然聞く気配も納得してる気配もねーな…。素人がワケわけんねーこと言ってやがる、って表情だし）分かりましたよ、先輩帰ってきたら聞きますから。」　

（ツインテール）「うん、そうして」　

間違いないと思うけどね。と思いつつ、仕事に戻ってカリカリやってると、「ちょっと」という声が。顔をあげると、ツインテールがわしの机の横にわざわざ戻ってきてる。　

（わし）「は、はぁ、なんですか？」　

（ツインテール）「あんた、貿易の仕事とか今までついた事ないでしょ？」　

（わし）「（笑顔で）うん、ないよ。（心の声→あったらもっとテキパキできるだろうからねぇ。おかげで専門用語ばっかりで大変この上ないったら。）」　　

（ツインテール）「Ｓ（上司）も○（先輩）も、あんたに詳しく貿易の話とかしてないでしょ？」　

（わし）「（笑顔で）うん、まぁね。（心の声→基本その場その場で教えて貰ってる感じだからね。引き継ぎもなく、今の仕事に入る事になったし、人いないし、二人とも忙しくてなかなかじっくり聞けない事も多いからなぁ）」　

それを聞いて、「ふん、そうだろうねぇ」と言わんばかりに、苦笑ともとれる笑顔を見せ、去って行ったツインテール。　

おおお、わし今嫌味言われたんだ！嫌味なんて、人生で最後に言われたのはいつのことだろう！！しかもあんな面と向かって！！！　

……ひどいと思う。わしだって必死で頑張ってるのに、そんな風に言わなくても…。　

………　

なーーんて、誰が言うかーーーーボケェ！！！つか、それがどーしたぁ！！！！お前なんかに、わしらの都合が分かってたまるかー！！！今色々教えて貰ってる最中なんじゃあああ！　　

と心の中で悪態をつきつつ、表面はあくまでも笑顔で。これ、社会人には絶対必要な場面ってあるよねｗ　

先輩が帰ってきて、伝票チェックするも、結局わしらの伝票に間違いはなかったのでした。今日こんなことあってですねぇ、なんて話すと先輩は、「あの人ねー。自分のミスは知らんぷりのくせに、人のミスへの非難はすごいからねぇ。」なんだそうだ。　

実を言うと、わしはツインテールの存在を知ったのはごくごく最近なんだけど（それもどうか！ｗ）、先輩曰く、ものすごい気分屋で、人を怒鳴る事も日常茶飯事なんだそうだ。おお、コワ！！　

道理が通っていれば、怒鳴られても納得できる事もあるだろうけど（でも基本怒鳴って解決しようとする人は嫌い）、気分で怒鳴られてもねぇ。響かんっつーに。しかもそんな人間に言われても。　

何でもわしらの部門の楊さんが事務所に上がって仕事をしてた時、楊さんの携帯がなったことがあって、（つか他の人の携帯も良く鳴りまくってる）、　

「うるせぇな、この野郎ーー！！出てけェェェーー！！」　

と冗談ではなく、本気モードで怒鳴られた事があるらしく、楊さんはツインテールをものすごく嫌いなんだそうだ。（そりゃそうだろうな。。そんなことで怒鳴るって。。）　

つか、ツインテール、お前楊さんよかも少し年下やろ！！ちなみに先輩も何度もキレられた事があると言っていた。仕事が出来る先輩にキレるってツインテールお前！！怒　

以前楊さんが車の中で「会社の中の女性の中には、礼儀の無い人がいるけど、本当に彼女たちの態度はありえない」って言ってたけど、あれはツインテールもその内の一人だったのか。。　　

その後も先輩と日本語でツインテールの話をこっそり聞きつつ、仕事をしていましたが、いやーあの人の部下でなくてヨカッタ。。と心底思わされました。つかわしはさっきも話したように、ツインテールの存在を全然知らなかったけど、社内では誰しもツインテールの性格を分かってて、みんな心得てるんだそうだ。　

んだんだ、こういうタイプには楯突かず、近寄らんのが一番だ。