國際戀愛真不簡單呢...
昨日母と久しぶりに電話をした。メールのやりとりは結構するんだけど、「帰省の前に話したいこともあるから」そう言った母の言葉に正直少し嫌な予感がした・・・。
「お父さんが彼と会いたくないって言い出してるよ・・・。」
やっぱり・・・・。
私が彼と付き合ってる事を両親にカミングアウトしたのは、去年の6月頃。当然母親は「賛成できない」といい、父親は電話に出てくれなくなってしまった。
その後、兄弟の協力もあって8月に家族そろって話をし、2月の帰省の際に彼を一緒に日本に連れていき、会ってくれるという話になった。なのに・・・。
(私)「なんで今さらそんな事言うの?」
(母)「お母さんは元々反対だったし、会うって言い出したのはお父さんでしょ!って言ったんだけど、仕事があるし!とか言い出して・・・。」
(私)「お母さんが未だに反対してるのは知ってる。でも彼が日本にちゃんと行ってご両親に結婚を前提にお付き合いしていますって挨拶したいって言ってるって話したとき、お父さんは会うって言ってくれたから、今回彼を連れて日本に帰省する事にしたんやん。」
(母)「空港へも迎えに行かない、とか言ってるの。」
(私)「そんなんだったら、チケット取ったりしなかったのに!!彼と会ってくれないって言うんだったら、私だって帰らなかったよ!!」
電話を切った後、泣いてしまった・・・。
いろんな思いがこみ上げてきて。
両親が今の彼との付き合いに反対してるのは、私が台湾に住む事に反対してるから。私の両親はずっと親の近くに住んで欲しいと願っている。
「ふるい考えだって思うかもしれないけど、そう思うのよ・・・。近くにいてくれたら心強いし。」
「気持ちは分かるけど、私だって今は本当に大事だと思う人がいるの。日本に帰ってもこんな人には絶対出会えないし、私は絶対彼以外の人とは結婚しない。家族と同じくらい自分を大事にしてくれる人だし、結婚したいって初めて思った人なんよ。」
「最初は1年で帰ってくるっていうから台湾に行くのを許したのよ。」
「私だってそのつもりだったよ。でも、そう言われても出会ってしまったんだから、今さらそれを言っても仕方ないでしょう?」
「せめて日本国内ならまだしも、海外なんて・・・。」
「北海道より全然近いよ。苦笑 彼は長男だから、ご両親をおいて台湾を離れられない。日本で住めないって話は以前にもしたでしょう?」
「日本国内なら、何かあってもすぐに行ってあげたりも出来るけど、海外だとそれも出来ないし。」
「私はもう台湾で生きていく覚悟は決めてる。それに彼が今の職業を選んでくれたのも、日本で両親に何か会った時にすぐに私を帰してあげれるから、この職業なら安定しているからっていう考慮もあってのことだよ。それくらいいつも私の事を一番に考えてくれてるし、私達だって考えてるよ。」
「物事はそんなに甘くないのよ。」
いつもこの話で平行線になる・・・。もうこれまで何度同じ会話を交わしてきただろう・・・。
帰ればいつもこの話になるので、大好きな家、帰りたい家でも最近は帰省するのが辛いと思うことさえある・・・。
両親だって、私にとっては大事です。でも彼も大事。親の気持ちも痛いほど理解できる。でも私にとって彼は家族と同じくらい大事な人。
彼に心配かけれないと平静を装っていたんだけど、帰宅した彼にはすぐにバレてしまった。(本当弱いよなぁ・・・)
(彼)「ただいま~♪・・・って、何があったの?なんで目が赤いの?」
(私)「何にもないよー♪ちょっと痒かったの。さぁご飯にしよう~」
(彼)「何で話してくれないの?嘘つかないで。どんな些細な事でも話してって言ってあるでしょう?言って。」
(私)「本当に何でも無いよー!本当に!」
(彼)「誰かに何か言われたの?それとも俺が何か傷つけるような事した?そうなら謝るから」
そんな彼を見ていると、みるみる涙が出てきて止まらなくなってしまった。彼は「どんな事でも話してよ。ね?」と。優しい言葉に、こんな良い人に、また心配をかけるような事を話したくない。。。と思っていたんだけど、さっきお母さんと電話した、と一言だけ。
(彼)「あー、もしかしてまた反対だよって言われちゃった?」
(私)「迎えに行かない、会わないとかお父さんが言い出したって。」
(彼)「うーん、でももしかしたらそういう事になる可能性もあるかもなぁって思ってたけど。」
(私)「家に泊まって良いって話だったのに、今から別にホテルを探せとか言い出したらしい。流石にお母さんが怒って、何を言ってるの!って言ってくれたらしいけど・・・」
(彼)「あははは!泊まる所が無いのは困るなぁ。日本はホテル高そうだし。流石に野宿はこの時期寒いだろうし。ナナ(実家の柴犬)のお家でナナとなら泊めさせて貰えるかな?」
(私)「だから“なんで今さらそんな事いうの!そんな事言うんだったら私ももう帰らないから!”ってお母さんに言っちゃったんだ・・・・。あんな言い方した自分が本当嫌で。いろいろ考えたら涙が止まんなくなっちゃって・・・。両親の気持ちも分かるのに・・・。私ひどいよね。」
すると、それまで陽気に慰めてくれた彼が、
「お母さんにそんな言い方したら駄目でしょ?ご両親はちぃが可愛いし心配だから、そう思うのが当然でしょう?あっ、それにお母さんが“ちぃにこんな言い方させる男”なんて思って印象悪くなったらどうするのさー!笑」
と。
・・・・・・本当にどっちが年上なんだろうね。苦笑
「心配しなくていいよ。こんなの全然予想してたことだから。それに俺思うんだけど、話聞いてるとお母さんの性格ってちぃにそっくりなんだよなー。起こっても無いことをいろいろ考えすぎる心配性な性格(笑)だから会う前は色々な事を考えて心配になってるのは分かるんだ。でもね、実際自分と会った後は、絶対少しは安心してくれるんじゃないかって思うんだ。最初は色々結婚考えてますとか話そうって言ってたけど、そういう事なら今回はこういう人ですって事を分かって貰えれば、ご両親も少しは安心してくれるだろうし、それでいいじゃない。長く時間がかかる事は最初から分かってた事なんだしさ」
頼りになって、優しくて、改めてやっぱり私はこの人が好きだなぁって思った。私が持つマイナスの部分を、いつもプラスに変えようとしてくれる。
その後、母から「お父さんを説得したから。ちゃんと空港に迎えに行くよ」ってメールが来た。彼は「絶対そう言ってくれると思ってたもん^^」だって。私はすでに「家までどうやって帰るかなぁ、JRかな」とか考えていたというのに・・・苦笑
親不孝だなぁと自分でも思う。勝手だなぁとも。でもやっぱり私は・・・彼の傍にいたい。
今年の目標・・・・もっと強くなること!

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本当、難しいことだよね…
ご両親の『彼と会う』って気持ち、並々ならぬ覚悟と思いがあるの痛いほど分かるだけに…
でもやっぱり、ちぃを台湾に送り出してくれて、今こうして彼と幸せな生活を送らせてくれてるのはご両親だからね。
勿論ちぃがそれをよく分かってるの、私も分かってるけど。
うちだったらまず他国どころか家さえ出してもらえなかったからね(笑)
投稿: へいしろ | 2013年2月 1日 (金) 18時02分
ゥチも最初は反対やったしゥチは最初から日本やったら同居考えてたケド…普通に無理
って言われたし
子供が幸せになれるか解らん道行くんは…
反対してないから彼に会ったらちぃ取られるから寂しいだけだよ
たぶん

お祖母ちゃんによぉ言わんって…
でもやっぱ親は心配なんよね
きっとちぃと彼の本気な気持ち伝われば親も安心するよ
てか
お父さん反対してないでしょ
親との対面いい方向に行く事を願ってるよ
投稿: きょうこ | 2013年2月 1日 (金) 22時24分
>へいしろ
コメント謝謝☆
昨日は電話ありがとうね☆本当声聞いたらホッとした。。。
本当難しい・・・。それにへいしろも言ってたけど、会ってくれるっていうだけでも大きな事なんだよね。両親への感謝は本当にいつも忘れてないんだけど、どちらも同じくらい大事なだけに、、、はぁ、本当に難しい問題だね。
今度会うことで何か少しでも変化があればいいな。もうすぐ会えるね!一緒に遊ぶの本当楽しみにしてるよ
早く会いたいな♪
投稿: ちぃ | 2013年2月 2日 (土) 10時30分
>きょうちゃん
コメント謝謝☆
国際結婚で頑張ってる先輩の言葉やけ、励まされるよ☆そりゃ反対じゃない親なんてなかなかおらんよね。友達の中で「親は全然反対なしで、結婚したらって感じだった」って子もいたけど、えーっって感じやったもん。羨ましいとも思ったけどw
会うことによって、両親の中でも何かが少し変わってくれたらうれしいなって思ってるんだけどね。ただ今回は「結婚云々とかそういう話はしないで」って言われてるから、「真剣に付き合ってる彼氏です」っていう簡単な挨拶だけだけど。それでも人柄って見てたら分かると思うから。少しでも分かってもらえると嬉しいな。
わし今まで彼氏親に紹介した事ないし、それがいきなり結婚前提の人とか言われても確かにお父さんもパニくるかもね。苦笑 昔は「どんなヤツでもかまわん。連れて来い」って言ってたけど、やっぱり親は親なんだよね^^;
投稿: ちぃ | 2013年2月 2日 (土) 10時36分