香港男との邂逅(後編)
(前回までのあらすじ)
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(前回までのあらすじ)
少し前まで香港熱におかされていた私。
インフルエンザの香港A型だかにかかって熱出たわけじゃなく(分かっとるわい)、香港への恋慕がすごかったのだ・・・。でも何でか自分でも正直よく分からない。でも香港に行きたくて仕方なくて、とりあえず1ヶ月くらいだけでもいいから住まわせてくれぇ~~と一人悶々としていた。もし彼氏がいなかったら行ってた可能性も否めないくらい、ちょっとこの時期一人悶えてた・・・。
ただ、香港には一度だけ行ったことがあるのだが、以下印象。
空気・・・汚い。
水・・・汚い。
ご飯・・・特別印象に残る美味しいものは無し。
人・・・香港人、どちらかというと大陸人に近くて、ゲッソリする率高し。
メンズ・・・あのニコラス・ツェーという伝説のイケメンを生み出した地にもかかわらず、全くといっていいほどイケメンには遭遇せず。あ、でも10代とおぼしき男の子の中には「あれ、カワイイ♪」って子はいたかも。でも流石に10代にお手するわけにもいかないし、そもそも10代から見向きもされんだろう(←くそぅ)
別に良い事なかったんだけど・・・なんでだろう。
さてそんな香港ですが・・・やっぱりね、異国に行ってまず何に目が行くかって言えばさ、そりゃ異性ですよ。決まってますよ、異性ですよ。(しつこい)
「飲茶食べたいなぁ♪」なんて口では言ってても、目はギョロギョロとオアシス探しに必死になっていたのは、何を隠そうこの私。(彼氏様ごめんなさい。でも見てるだけだから。手出しはしないから。・・・許せ!!)
とはいえ、たった3日間の旅行で香ばしい出会いなんぞ別に無く、香港人男性の謎(!)は解明できずじまいだったのでした。香港人の男性の性格ってどんな感じなんだろうなぁ。。。同じ中華圏だけど、台湾とも違うのかしら・・・なんて考えていたらばさ、
思い出したわ!!!!
つか、3日間だけ香港人男の友達いたじゃん!!マジで綺麗さっぱり忘れてたぜ!!!
なにぶん良い思い出とは言えないものだったから、どうもその情報脳内のゴミ箱に放り込んでいたらしい。ゴミ箱の中身を自動削除される前に思い出してよかったわー。ネタに出来たわー(!)
もう3年ほど前になるだろうか。当時私の友達の一人が香港人男性とネットを通じて知り合った。お互い写真を見てすぐに惹かれあい、電話をしたり、毎日チャットをしたりしていたらしく「愛してるよ」「私も」なんてやりあってたらしい。そんな彼、ある日マジで彼女に会いに台湾に行くと言い、本当に来たらしい。でもって来る前は
「君の家に泊まってもいいかな?」
「いいけど、ウフフ、何もしないでね?」
「それは約束できないなぁ」
「いやん、エッチ♪」
なんて大盛り上がりだったらしい。
が。
実際会って・・・想像してたのと違ったのか?彼の心境の変化か?それは分からない。彼の彼女に対する態度はネットでやりとりしてた時の熱々ぶりは全く無く、妙によそよそしく、手も握ろうとしなかったらしい。でもしっかり彼女の友達には手をだしかけたり・・・。彼女はその態度に怒り心頭だったそうだ。(そりゃそーだ)
彼が香港に帰った後も、時々は連絡を取り合っていたらしいが、そのたびに「中国語のしゃべれる日本人の女の子の友達紹介してくれ」とずっと言い続ける彼。
普通なら「調子にのるなよ?」と無視する所だと思うが、彼女はそれでも彼と連絡を取り合いたいという気持ちで誤魔化しながら、連絡を取り続けていた。
「つかさ、彼の事が好きなら本人にちゃんと言えばいいじゃない。そうしたらその馬鹿・・・あっ、ごめん、その人もそんな事いわなくなると思うんだけど」
「いいんだ・・・彼は私の気持ちには気づいてるけど、敢えて気づかないフリをして言って来てるんだよ。」
「・・・もしそうだとすると、それ余計にタチ悪くない?」
「それで・・・実は彼にちぃを紹介しようと思うんだけど。」
「はぁ?!なんで私が?!」
中国語喋れるし、と言っていたけど、こいつなら彼が好きにならんだろうと思ったのか?それとも私が彼を好きになることはないと思ったのか?汗
「いや、なんで私が。やだし。つか告白すればいいじゃん。他の人紹介してる場合じゃないよ。紹介するって言って無視し続ければいいじゃん」
「でも彼は毎回言ってくるし」
「じゃ私が彼に言ってあげるよ」
「でも彼はきっと私のこと、なんとも思ってないと思うから・・・」
・・・と、こんな感じだった。なんで好きなのに他の女なんか紹介しようとするの?私には全然理解できん。だとしたら連絡を絶つほうがまだましだ。でも・・彼女には彼女の考えがあるんだろう。
それなら私が彼に彼女の思いを伝えようか。。。そう思い始めたのだ。
・・・思えばこんなアホないらんおせっかいなんぞ、やくべきでは無かったのだ。しかしやいてしまったために、不愉快な思いをする事になってしまった・・・。
しかしこの子をこんなにも夢中にさせ、連絡が来るたび「紹介せぇ。紹介せぇ」と念仏のように唱えてくるという歩く香港製下半身(コラ)とは一体どんなヤツなのか?
これが彼よ、と見せてくれた写真。どうせ大した事ないんやろと思ったら。。。あれっ!・・・例えるなら香港製細川茂樹といったところか・・・結構カッコいいぞ!!
でもな・・・外見こうでも、中身が彼女のいう通りなら、やっぱいただけん・・・。
そして翌日さっそく彼女から連絡がきて、「彼に連絡先教えたから」という。オイオイ、すばやいな。。。(汗)と思っていたが、もっと素早いのはその香港製歩く下半身の方だった。その日の夜には早速メッセージが来ていて、私は軽く引いたのだった・・・。
(後編へ続く)
昨日お仕事から帰ってくると、タピさんは小屋の中。
一昨日、友達が睫毛エクステサロンに連れて行ってくれました♪
こう見えて(どう見えて?)本好きの私。
その中でも名前見たら絶対買う作家さんっているんですが、その一人嵐よういちさんの新刊が出ますー♪♪
今月の16日発売なので、忠孝復興のジュンクに予約をしに行かなければ!!
嵐よういちさんは旅行作家さんです。でも普通の旅行作家さんではなく、危ない地域に行ったり、人があんまり行かないような場所に行く。だから読んでてすごく刺激的で面白いんですね♪この表紙(ミッシングのポスターがところ狭し貼られた壁の前に佇む女性)からして・・・本の内容が見えてくるようでゾクゾクします。ちなみに嵐さんの本は1冊目から全部買ってます♪
実は以前一度だけご本人に台湾でお会いさせていただいた事があります♪←ちょっと自慢ww
直にお話を聞けたときは、すごく興奮しました☆大好きな作家さんに会えるなんて機会、そうそうない事だし、実際に「ああ、本にも載ってた!」っていう話をご本人の口から聞いたときの感激といったら!!!
私は本を読むスピードがめちゃくちゃ速く、このくらいの厚さだと2時間もしないで読み終える事ができますが、いつもこの方の本は読み終わってしまうのが嫌で数日かけて読んじゃうくらいですw
読んだことのない方はぜひ♪♪
あー、早く読みたいなぁ☆
先日仕事で臭豆腐が有名な町、深坑という町に行きました。
何度か来た事はあるんだけど、この日は人が平日で人が少なく、ゆったり歩けましたわん♪
台湾といえば有名なのは臭豆腐。夜市を歩けばこの臭いにぶち当たる。
最初臭った時は、
鶏小屋の臭いに似とるな・・・。
と思いました。
でも臭いはキツイけど、食べたら普通に美味しいですよ♪ただ、揚げた臭豆腐はまぁいいけど、煮たやつはぐげげっとなる人も多いので注意。私?全然大丈夫ですよん。
で、まぁここ深坑で昼食をとり、友達とレストランのトイレに立ち寄った時のこと。友達が先にはいり、(個室一個だけだったため)その後、私が入って出てくると、
(友達)「あのさぁ、なんかちぃちゃんと写真撮りたいらしいよ」
(私)「・・・・へっ?!」
目線の先にはすごい笑顔の地元中学生の団体が。
・・・・・なんで?珍種の動物発見か何かと思われた??
そして「コンニチワ~~」と声をかけられた。
(私)「おおぅ?!こっ、こんにちは?!」
(友達)「日本人がこんな所にくるなんて珍しいって!で、ぜひ一緒に撮ってって。今、ちぃちゃんがトイレに入ってるときに色々質問されて答えてたんだよ(笑)ちぃちゃんが今台湾で仕事してて、中国語もしゃべれるって話したらスゴイスゴイ!ってみんな驚いてたよ♪」
珍種発見と当たらずも遠からずだよな(苦笑)てか、人がトイレで用を足していたまさにその時、外ではそんなに大盛り上がりだったとは。。。
でも、恥ずかしいなぁ♪きゃっきゃっ♪とはにかみつつお願いする姿はすっげー可愛かったから、珍種は一緒に撮りましたとも。笑
ほとんど化粧してなかったし、気の抜けた格好で日本代表として写真に納まってきました。
嗚呼、日本の皆さん、お許しを・・・。
今回は台湾とは関係ない話なんだけど、先日帰省した際に兄から聞いて家族全員爆笑した話。
今年からお義姉さんが仕事に復帰し、1歳の甥っ子はその間は保育園に行っているのですが、先日兄が仕事の捕休で休みだった為、一日子供の面倒を見ていたらしい。
公園に行こうか、という話になり、子供の手を引き歩いていると、遠くからおばちゃんが甥っ子に向けて声をかけてきたらしい。
(兄)「こんにちは」
(甥っ子)「にゃにゃちわぁ~(まだちゃんとこんにちはと言えないらしい。笑)」
(おばちゃん)「あら~殿下♪今日はママじゃなく、パパと一緒なのね」
(兄)「?!?!?!??!でっ、殿下?!?!?」
兄は「えっ、なんで?!なんで殿下?!?!」とずっと疑問だったらしいのですが、帰って奥さんから事情を聞いて爆笑したらしい。なんでも
手の振り方が皇太子殿下にそっくりだから。
という理由で、いつも通るたびに「殿下殿下♪」と言われていたのだそうだ。
おばちゃん・・・ナイスすぎる渾名を有難うございますwww
家族全員ほっこりしました
去年の夏会ったときは、人見知りが始まったばかりで、全然抱っこさせてもらえなかったんだけど、最近じゃ他人やワンちゃんにまで愛想を振りまいているらしい(笑)今度会ったときは抱っこさせてくれるかしらん♪♪
タイトルの「白炒魷魚(べいちゃおようゆぃ)」は直訳すると「イカを炒められた(あれ?何かちょっと日本語ヘン?)」という意味になります。
もちろんこれだけの意味ではなく、中国語で「クビになる」というもう1つの意味があります。
語源は確か昔授業で習ったんだけど、うろ覚えなんだよなぁ・・・確か昔の中国のとある地方で上司が部下をクビにしたい時に炒めたイカの料理を振舞った所から来た、とかそんな内容だった気がする。
まぁそんなわけでですよ・・・同時期に入った日本人男性が何と被炒魷魚になってしまった。
私が何度か話した感じは腰が低くて普通の人っていう印象だったけど、結構二面性があったとかで色々もめてた事もあったらしい。でも本当の所、クビになった原因は分からん。
うちの会社始まっての初めてのクビ人員らしく、同僚もすごい驚いていた。
でも入ってまだ2ヶ月くらいなんだが・・・いったい何があったんだろう。
同僚いわく、今日は部長が弁護士と話をしていたらしい。えぇっ、弁護士って・・・穏やかじゃないな。
さて、さっきの炒めイカ(面倒くさいので全部書かないヤツ)もそうですが、直訳するのとは別の意味を持った中国語って結構あります。今日は炒めイカの他にもう1個ご紹介。
戴綠帽子(だいりゅぃまおず)
これは直訳すると「緑の帽子をかぶる」となります。実はこれにも他の意味があって
「付き合ってる(もしくは結婚している妻を)寝取られる男。浮気された男」
という意味があります。うっかり緑の帽子をプレゼントなんてしたら、ビンタされること必至ですね。笑
今日は少しだけ真面目なけろつぶでした♪
題名のびーまおうぇんていを中国語にすると「鼻毛問題」でございます。
鼻毛・・・はなげ・・・・。
鼻毛が出てる人って、日本じゃそんなに頻繁に遭遇するわけじゃないけど、こっちにいると本当によく遭遇する。
空気が悪いから、体が防衛本能のためにワッサーと生やすのかは知らんが、本当に多い。
でもって鼻毛って・・・結構指摘するの・・・微妙ですよね?
私の場合
家族→すぐ指摘。何のオブラートにも包まず「出とるよ。」という。
友達→言えない・・・。仲の良い友達でも言えないかも。というか飛び出る前にわしの友達はみんな気づいてるから、これまで幸いにも発見したことがない。
で、彼氏。これですよ、問題は・・・。
付き合いたてだったら・・・私は言えないかもしれん。気づくように何かヒントを投げることはあると思うが、「出てるよ」とは結構言いにくいよ
私の友達(台湾人の男)にも結構出てる人が多いんだ、これが。彼女がいる男前でも結構ワッサー出てるんだ。
ぴょろりん、ならまだしも、ワッサー出てるんだよなぁ…。「誰も何も言わないんだろうか?」と疑問に感じてしまうのだが、無造作に飛び出ているところを見ると、台湾人はあまり鼻毛を気にしないらしい。
そして私の彼も例外ではなく、実は付き合ってすぐに、
ぴろりん
と少しだけ出ている事に気がついてしまった。
NOOOOOOO!!!!どうしたらいいんだ?!?!
とちいさんは心の中で何度もシャウトしました・・・。
さすがに付き合いたての頃は言いにくいしと見てみぬフリをしていましたが、付き合って半年も経てば、ある程度の事は言えるようになる。というわけで教えてあげようと思ったのですが、さすがに「出てるから」と正面から切り込むのは・・・気が引ける。
ううう。。。どうしたもんか・・・・。
寝てるときにチョキッとしちゃう??否、寝返りでもうって鼻に刺さりでもしたら・・・・。
数日考えて・・・・ずっとずっとびーまおについて考えて・・・・
結果、こういう方法をとりました。
眉毛を毛抜きで処理していた時のこと。彼が横で興味津々に見ていた時を狙って。。。
よし、今だ!!!!
チョキチョキチョキィーーー!!!!
そう、私は彼の目の前で鼻にハサミを突っ込んで、豪快に鼻毛を切り始めたのでした。
彼は当然びっくりしていた。そりゃそうだ・・・台湾男子には処理する、という観念があまりないのだから。しかも彼女がいきなり目のまで持っていたハサミを鼻に突っ込み、チョキチョキし始めたのだから・・・。
(彼)「なっ、なにしてんの?!」
(私)「え?鼻毛処理してるんだよ~」
(彼)「へぇぇぇぇ~~~」
(私)「まさかしたことないの?!ちゃんとしないと結構出るんだよ!」
(彼)「えっ、そうなの?!」
(私)「そうよ!どら、見せてごらん!ああっ!(←ここはかなり大げさに)ホラッ、出てるよっ!!ちゃんと処理しなきゃ!そうだ、これ前にお母さんがくれたんだけど、私はハサミで処理するから不要なの。これあげる(とさりげに鼻毛カッターまでプレゼント。ちなみにこれは実家の母さんが薬局のくじで当てたもの。笑)」
(彼)「おおぅ、謝謝♪」
(身を粉にした)作戦はこうして成功したのだった・・・。私ってエライ。
一人だけ指摘してしまうと気まずいだろうから、この方法って結構いいと思うんですよん。一緒に恥さらしちゃおうぜ作戦。
まぁ・・・でも彼の前で鼻毛切るのは流石に結構勇気いったけどね。苦笑
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