愛玉ちゃんの新しいお家と頭から離れないあの子
今日は台湾の総統選挙があって。。。旦那さん一家の投票についていったり、伯父様夫婦を訪ねたり。。書きたい事は色々あるんだけど、それよりもずっと頭から離れない事を書きたい。
ここに書いても答えは出ない。でも書かずにはいられない。書く事で誰かに聞いて欲しいとも思うし、意見を聞きたいとも思う。ああ、私はどうしたらいいんだろう。。
今日、愛玉ちゃんのおうちを買う為に鳥街に行った。鳥街はタピと愛玉に出会った場所でもある。台北でたくさんの鳥屋さんが軒を連ねる場所だ。
タピと愛玉をお迎えした店は、鳥街の中でもとにかく管理がされていて、清潔に保たれている。話を聞いても店員さんの鳥に関する知識や見方も他店とは違うと感じる。なんというか。。。一羽一羽が大切にされているという印象を受けるのだ。その証拠に籠やプラケースに入っている鳥さんは多くない。つまりは一羽一羽のスペースを考えて入れられている。
以前ここの店員さんが「私たちのお店は、問屋さんからインコの雛を購入する際、病気じゃないか一羽一羽チェックしてから個体で買っているの。だから他のお店と比べて値段が高いのよ。他のお店は一箱いくらという安い詰め合わせになっているような状態で購入するの。だからその中には当然病気の子も多いし、感染している場合も多いのよね・・・」
ここ以外のお店の環境はどこもお世辞にも良いとは言えない・・・。
小さな小さな籠に身動きがほとんど取れない状態で入れられている子たち・・・。
どのくらい洗ってないの??という状態の籠・・・・。
ケージの中に数十羽がまとめて入れられていて、見るからに病気の子、羽を膨らましている子が数羽・・・・
まだまだ小さい雛が、ヒーターも無い状態でプラケースに数羽押し込められている・・・
こんな状態を見るたびに悲しい気持ちになって仕方がない・・・。だから私は何か用事がある時以外は鳥街に行く事が出来ないのである。
しかし今日はいつもタピの大きな家に侵入して楽しそうに遊んだり寛ぐ愛玉のために、大き目の小屋を探しに旦那さんと出かけた(愛玉の小屋はタピの小屋に比べて小さめなのである)。
前述したタピと愛玉を購入したお店は結構小さく、小屋の種類があまりないので、渋々向かいにある大きな小鳥屋さんを見に行った。
右下の青い物が以前の愛玉ちゃんの家。左下のピンクのものが今回買った愛玉ちゃんの新しいお家♪今はすっかり慣れて新しい家の中で寛いでいる愛玉さん。笑
可愛いピンクのお家を選び、帰ろうとしたその時、ついついその横にあったセキセイインコが押し込められているケージを覗いてしまった。
というのもケージに嘴と手を使って必死に掴まっている一羽の白いセキセイインコが目に入ってしまったからである・・・。じっと目をつむり、呼吸が早い・・・成鳥のメスだったのだが、心なしかお尻の部分が腫れているように見える。そして尾羽が無い・・・。メスとはいえ、こんなに尾羽が短い筈が無い。栄養不足で抜けてしまったのだろうか??
時々うっすら目を開けるのだが、明らかに病気で、しかも軽いものではないだろう。恐らく・・・自然に治癒する確率はほぼないと思う・・・。
その横には同じく頭にハゲがあり、オスなのに尾羽がほとんど無い青いセキセイもケージにへばりついていた。この子はまだ目に力があるように見えたが、それでも健康とはいい難い状態だ。また他のケージを見ると、まるい三角テントの中に縮こまり、荒い呼吸を繰り返している子もいる。その姿を見ていて、私はその場から動けなくなってしまった。
旦那さんがその様子に気づき、「こういう子たちが多いよね。。。可哀想だけど・・・」と言い、もう行かないとと私を促した。どうにかその場を離れたが、鳥街を去ったあとも、ずっと私の頭から離れてくれない・・・。
この気持ちを整理することができず、今もずっと考えてしまう。
出来ることなら引き取りたい。でも・・・病気の子を引き取るってそんなに簡単な事ではない。
うちに他にインコさんがいなくて引き取るのなら問題はないんだ。ただうちにはすでにタピと愛玉がいる。万が一その子が持っている病気が他の子にも感染するものなら、2羽にも何かしらの影響が出るかもしれない。それが何よりも怖いのだ。
でも必死でケージにしがみつく、白い小さなあの子の姿が脳裏から離れない。
いったい私はどうするべきなんだろう??
辛いよ・・・・・
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ちぃさまの心やさしい気持ちが
伝わってきました。
やるせないこの気持ちひきとって面倒みるってことを
したい気持ちってよーく分かるのですが…
いまの2羽の感染の影響もあるし、私としては冷たいことのようですが・・
残念ですがひきとらない方がいいと思います。
そしてそういう状態の小鳥さんが他にもいっぱいいるということ
なにか そういう小鳥さん達のための保護活動や支援を
している団体などへのささやかな寄付をするという形で
お考えになられた方がいいように思います。
ちぃさまのタビちゃん愛玉ちゃんが健康で
幸せに暮らせることに責任持たれることがいまは大事なことと
思うのですが…ちぃさまがまたまたお世話の大変な子をひきとることで
お身体に負担がかかっては大変友思うのです。
そう言う小鳥さん達がかなりいるって現実を
お伝えくださりこのことは大変大切のことに感じました。
どうか病気の小鳥さん達が 環境改善されて少しでも減ってい見ますように
と祈るばかりです。
投稿: こころちゃんみかんちゃんタマちゃん母クリスティー | 2016年1月17日 (日) 08時32分
かわいそうだけどその子たちを引き取ることは
しない方がいいと思います
タピさん達への影響・ちぃさんの体のこと
不安要素しか浮かびません・・・
スラム街の子供を見て感じることと同様に
辛い環境にある弱者に
何かしらの手立てを講じることは
その場限りの事は出来るかもしれませんが
根本的解決では無い
事故にあって今にも死んでしまいそうな動物を
病院に連れて行く事は出来ても
野良犬全てを引き取ることはできないのと同じと思います
このような事実があるということを
世の中に知らせること(この記事もそうですよね)
法制度を整えるための支援団体に寄付をしたり
活動に参加したりすること(出来る範囲で)
何よりタピさんと愛玉ちゃんを大切に育てること
ちぃさんの体・心・台湾での生活
それらを大切にしたうえで
できることをすればいいと思います
投稿: Lino | 2016年1月17日 (日) 10時11分
…>_<…ちぃさんの思いが伝わってきますぅ
可哀想な子たち…でもね、やっぱり他の方の言う通り先住鳥のコトを考えると
可哀想と思っても手は差し伸べられないでしょう
以前、里親として引き取った子がいましたが病院に連れて行くと年齢は違うし
病気を持っていて(゚o゚;;2年の闘病の末落鳥
前の飼い主に捨てられたのでしょうね…
確かにお金と時間が無いと大変ではあるけれど?!
完全に隔離していてもお世話する方もいちいち消毒して着替えてとキツイらしいです
そういう子たちを見て見ぬふりが出来ないと思ってもねーたくさんいる!!
心を切り替えて今いる子を大切に元気に育てていくしか無いのがホンネよね〜
そういう可哀想な子が減ることを祈りながタピちゃん愛玉ちゃんは幸せ鳥なんだよって
思いながらお世話して行きましょう〜〜
投稿: えっぴぃ | 2016年1月17日 (日) 15時39分
>こころちゃんみかんちゃんタマちゃん母クリスティーさん
Linoさん
えっぴぃさん
コメント謝謝です^^
どなたかに聞いて欲しくて、、どうすればいいのか聞かせて頂きたかったんです。。お三方のコメント、本当に感謝致します。。
本当に皆さんの仰るとおりだと思います。悲しいけれど、あの子を助けても根本的な解決にはならない・・・何よりやはり万が一タピと愛玉に何かあった場合を考えると・・・悲しいですけど・・・。主人にもリスクが高すぎると反対されました。しかしながら自分は無力だという事が悔しいし悲しいです・・・
お三方のコメント、ココログでのchinoさんのコメントを見て、今日は日本にすんでいる台湾人のインコ友にこのことを相談し、台湾に愛護団体等がないかをずっと調べていました。しかしながら、犬猫のものはあっても鳥さんのTSUBASAのような団体はないようです・・・。
ですがそのような団体に鳥のことについても何か方法が無いか、友達が連絡をとってみてくれるとのこと。。あとは昨日誕生した新総統は動物愛護などに関してもかなり注目されている方とのことなので、駄目元でも現状を伝え、一度視察してみて、管理体制等をもっと厳しくして欲しいという旨のメールを送ってみると言ってくれて本当に心強かったです。
私もFBで情報を呼びかけていますが。。やはりそのような団体を知っている人は現状いらっしゃいません・・・。
どれも小さな可能性に過ぎませんが、何もしないよりは小さくても可能性にかけてみたいと思います。それまでは私は少しでも劣悪な環境から鳥さん達が救われる事を祈り、今いるタピと愛玉を責任を持って、愛情をかけて大事にしていきたいと思います。
本当に有難うございました。。
投稿: ちぃ | 2016年1月17日 (日) 20時48分
優しいですね

そのお店が、環境的、衛生的に悪いようなら、日本で言う「保健所」の指導が入るような気がしますが、台湾には無いのでしょうか
投稿: ミッサリー | 2016年1月18日 (月) 11時24分
辛いですよね、本当に。
世の中の全ての人が動物を思いやる心を持ってくれればと
いつも思わずにはいられないです。
私もちぃさんと同じで、台湾に来てからは特に、
用事がない限りペットショップには行かないです。
ケージの中に入れられているワンコや子猫ちゃん達をあまり見たくなくて。
犬を飼い始める前はそんな事気にした事も無かったし
日本にいる時はお店の前を通るたびに覗いたりしていたけど、
高雄に来て、市場の片隅で売られている子たちを見てからは
ペットショップに行くのがとても苦手になってしまいました。
日本でも全てのお店が動物たちにとって適切な環境では無かったかも知れないけど
やっぱり台湾に比べて清潔だったと思うし、病気の子とかもいなかった気がする。
(単に人目につく場所にいなかっただけかも知れないけど)
でも、ちぃさんが鳥街で見たのと同じような光景が高雄の市場ではありました。
我が家のワン兄弟も、ペットショップ出身です。
特にワン弟は、夫も私も一目で気に入って、他の子には目もくれませんでしたが
お店では売れ残りで、セール品として売られていました。
動物たちは人間よりも弱い存在で、大切に扱わなければいけないのに、
劣悪な環境で虐げられているのを見ると、やりきれないです。
でも、そう思っても、個人で出来る事には悲しいけれど限界があって
手をこまねいて、見ている事だけしか出来なくて。
なのでせめて、自分の飼っているワン達に対しては
出来る限りの事をして、最後まで責任を持ってあげたいと思っています。
自分の気持ちばかりでごめんなさい。
ちぃさんの優しい想いが、何かの形になればいいなと願うばかりです。
投稿: ぺんちゃん | 2016年1月18日 (月) 13時52分
>ミッサリーさん
ぺんちゃん
コメント謝謝です^^
台湾にはそのような指導とかはないようです・・・。そのようなことがあった場合は動物保護団体のような所が動くようで。ただ犬や猫はあっても鳥の項目はないので、友達がそちらにメールを送ってくれる事になりました。少しでも何か変わるとといいのですが。。
台湾の夜市などで売られているワンちゃん達もしかりですが、たまに道端で3,4匹箱に入れて売っている人がいますよね。明らかに弱っている子がいたり・・・ああいうのも見ていて悲しくなります・・・。ぺんちゃんのいうとおり、日本にも環境の悪いところはありますが、台湾ほどではないですよね。綺麗にしている所は本当に綺麗にしてくれていますが、あの路上で売っている子たちなんて。。。普段ちゃんとお世話して貰っているのだろうか??食べているのだろうか??と色々考えてしまいます。。
だからこそ私も鳥街には近寄らないようにしていたのですが・・・あの日はたまたまあの子を見つける事になってしまい、散々悩みましたが、引き取ることに決めました。詳細は一番新しい記事に書いていますが、病気もありますし、過去の怪我で足も変形しているので色々と問題はあると思いますが、引き取ると決めた以上責任を持ってできる限りの事をしていくつもりです!動物は飼い主や生まれる場所を選べないから。。。せめて縁があって出会ったことには最大限の愛情を注いであげたいですよね。
有難うございます☆
投稿: ちぃ | 2016年1月20日 (水) 23時50分