困った拾いもの。②

数年前に旦那が仕事の途中に猫を拾ってきた事があった。過去記事はコチラ 　

オーマイガーーッ！！！！本日またしても拾う事になるなんて！！！！　

ほんの２、３時間ほど前のこと。今日は超音波検査で若干疲れたので、外にご飯を食べに行こうとマンションを出て約５秒。とあるクリニックの前を歩いていると、何か黒い物が視界の端を横切り、私の肩に乗ってきた！！！　

そばにいた女性が、『唉唷!!!（あらっ）』みたいに声をあげたので、私はてっきりデカイ蛾か何かがとまってきたのだと思い、恐る恐る肩を見ると。。。。　

と、と、と、鳥さん？！？！？！？！　

声をあげた女性はクリニックの患者さんだったのだが（クリニックは狭いから、数人が外で立って待っていた）、『この子さっきまでずっと私の手の上から離れなかったの。さっきから何人も人が通っていったのに全然動かなかったのよ。でもあなたが通った時に急に自分から肩の上に乗って行ったからびっくりしたわ。ごめんなさいね』と。　

旦那が『あなたが飼ってるんですか？』というと、『いいえ、そうじゃなくて、少し前にどこかから飛んできたのよ。でも私は鳥を飼ったこともないし、連れて帰るわけにもいかなくて本当に困ってて』という。そこで旦那が『じゃあ僕らが預かりましょうか？家にはインコがいるので、少しは見てあげられると思うので』というと、『本当に？！助かるわ！！どうしようかと本当に困っていたの！』といい、旦那がおいでと手を差し出すと、何のためらいもなく、ちょこんと乗ってきた。　

　

『ちょっと！うちだってもう２羽いるし、どうするの～～』というと、『でも放っておけないよ。とりあえず俺、小鳥屋で何を食べるのか聞いてくる』と旦那はバイクで出かけてしまった。　

帰ってきた旦那の手には、古い籠とエサ。小鳥屋のご主人に聞いてみたところ、『こいつは紅嘴黑鵯という野鳥だよ。でもスズメや燕より、巣から落ちたり怪我したりととにかく保護される事が多い鳥なんだ。だから保護してそのまま飼っている人がとても多いんだよ。というのもすごく人懐っこい鳥なんだ』と教えてくれたらしい。　

おそらくこの子も保護されたか何かして、人の手で育てられたのだと思う。とにかく全然人を怖がらないし、水をあげたら飲んでくれたくらい人馴れしている。籠に入れたらすぐ毛づくろいしてうとうとしてたし。笑

見る限り、そんなに長い距離を飛べるような感じではないので、おそらくこの近所のどこかから飛んできたのではないかと思っている。ＦＢのインコや鳥関連の掲示板にいくつか保護情報を書き込んでみたのだが、現在までの所、ご主人様は見つかっておらず。　

早くお家に帰りたいよね。。。

　　

目がくりっとしてて、すごく可愛らしい。性格も穏やかみたい。　　

ちなみにご飯はペレット状のものに、パパイヤをペースト状にしたものを混ぜてあげるらしい（小鳥屋のご主人談）

当初は月曜日に野鳥協会という所に連れて行こうかと思っていたのだが、そこに連れて行ったら問答無用で外に放されてしまうらしい・・・。人の手で育てられたのなら、いまさら野生に戻る事も難しいような気がするし・・・。ポスターを作ってみて、この辺のお店とかにお願いして貼り出して貰おうかとも考えている。　

しかし。。。鳩やら猫やら野鳥やら。。。拾い物の多いこと。苦笑　

数日、ご主人を探してみて、もしどうしても見つからないようなら、代わりに引き取ってくれる新しいご主人様を探すというのが旦那の考えらしい。　

元のご主人の元に、何とか返してあげられるといいなぁ。。。