謝らない台湾人
『台湾人は基本謝らない』という表記を結構目にするんだけど、これに対しては私は半分同意、半分不同意です。
だって街中とか食堂とかでも、オイッっていう状況の時に謝られなかったって事、正直そんな言うほど無い気がするんだよな(私が忘れてるだけかなぁ?汗)。だから割と他人に対しては謝ってくれるような・・・。
もしくはそんな時、私が『あ゛ー!!!』みたいなオーバーリアクションだから謝らざるを得ないって思われるとか?
特に若い世代の人は、割とちゃんと謝ってくれる気がする。私の友達(特に女性)だって、ちゃんと自分が悪い時は謝ってくれます。
ただ、結構高齢のジジババに関しては、謝るイメージはほとんど無いかも。あと中年のオッサンオバハンもそう。見るからにおじ様、おば様って方はやっぱりちゃんとされている方が多いイメージだけど、見るからに残念な感じの方(あえてどんなかは言わない・・・)は、やっぱり内面も残念だなって思う率が高い気がしますねぃ。(※あくまで個人的意見です)
とはいえ、日本人と比べたら、そりゃーかなりの差があることは否めないです。やっぱり日本人は結構細かい所にまで気がつくし、割としっかり謝る事ができますから。
でも、これが恋人同士、特に夫婦になると、マーーー顕著ですよー!!!!
ほんっと謝らない!!!!!清清しいほどに開き直りやがります
何を隠そう、我が家もこれが原因で、たまにキーキーなりますもん。
こないだも、まぁ些細な事なんですが(てか、毎回些細な事だな・・・)、私がプリンターを使おうとすると、プリンターの電源コンセントをどこにしまったか分からないと言い出した旦那。
(私)『えー、困るなぁ。塾の教材コピーしたいのに。』
(旦那)『探したんだけど、無いんだよね~。てか別に今日コピーする必要なくない?明日塾でコピーすればいいじゃん』
(私)『いや、私生徒さんに配る前に、自分で色々書き込みたい事があったからって先にコピーしときたいって言ったじゃん。そもそもあんなにデカイものなぜなくすのさ?!汗 引越しの時にプリンターと同じ箱に入れておいたのに、出してどこに置いたの?』
(旦那)『覚えてない。でも見つからないものは仕方ないでしょ。コピー代っていくらなの?え?そんな安いんだったら大丈夫じゃない』
・・・・いや、だからー・・・コピー代とられるから困るんじゃねーんだって。人の話聞けよ。
そして私は待った。いつ旦那の口から『ごめん』の一言が出てくるかを。気長~~に待った。ごめんくらい言えねーのか!とものすごく言いたかったけど、すごーーく我慢して期待して待ってみた。
・・・・全然出てこねー。
しかもそのまま明日仕事だから早く寝なきゃ~~とかほざいて、歯磨きしに行きやがった。
多分、私の背中から怒りのオーラが出ているのが伝わったんだと思われる。そのまま歯を磨き終わり、寝室に行こうとする旦那が気づいたのかギクリとして、
(旦那)『えっ、・・・何?怒ってるの?』
(私)『怒ってるっていうか(呆れているというか←ここは言わなかった。えらい、私。)・・・何で一言くらい、ごめんって言えないのかなって思ってさ』
それに対して、なんて返って来たと思います??びっくりするよ。誰も予想できないよ?
(旦那)『だって謝っても結果は変わらないし、コードは見つからないよ?別に故意に失くしたわけじゃないしね。』
もうこれ聞いて、怒りが吹っ飛び(ていうか思考回路が停止した?笑)、なんていうか『そうだ・・・これは文化の違いなんだ・・・そうか・・・台湾人はこういう時、こういう思考になるのかぁぁぁぁ!!!!』
と、嫌味でも何でもなく、純粋に思ったよ。笑
とはいえ、はい、そうですかではやっぱり済ませられないわけで。だって日本人の奥さんを選んだならば、日本人としての考えもしっかり聞いてもらわなくちゃね。
(私)『あのねぇ、大事なのはそこじゃないでしょ。気持ちの問題なわけよ、分かる?理屈じゃないの、気持ちなのよ。』
(旦那)『うん。でもやっぱり結果は変わらないからねぇ・・・』
(私)『重要なのは結果云々じゃないってーの!!!!!気持ちだってーの!!!!』
(旦那)『えぇっ、そんな怒るとこ?!Σ( ̄ロ ̄lll)』
でもこれを言っても、旦那はなんというかピンと来ていないって感じなんですよねぇ。うーん。。。
(私)『(冷静に冷静にと自分に言い聞かせ)・・・えーと、まず聞くけど、コンセントなくしたのは自分が悪いって分かってるね?』
(旦那)『うん、それは分かってるような・・・まぁ・・・失くしたのは自分っていうのは分かってる(←これも何か違う気がするがね。苦笑)』
(私)『何だよ!そこ分かってんなら十分じゃない。じゃ一言謝ればいいじゃん!!!あなたが失くした事で、私に迷惑をかけたっていう点は変わらないでしょ?』
(旦那)『だってさー、コンセントなくしても、塾でコピーはできるわけだし、解決策がないわけじゃないじゃない?コピー出来なかったら大変な事になるとかなら話は別だけど。故意じゃないし(←ここをまだ強調する)。だから別に謝る必要なくない?』
オゥ~~~話がまるで通じないぜっっっ。
うん、これはもう文化だ。文化がそうさしているんだと自分を無理やり納得させました。というか、これ以上言っても無駄だなと諦めたと言うべきか?苦笑
(私)『・・・・はー、しかし台湾人ってのは旦那になった途端、どうしてこうも謝らなくなるのかしら。彼氏のときは可愛げがあったし、すぐに謝ってくれたのにねぇ・・・・(¬_¬)』
(旦那)『そりゃ追いかけてる時は自分が納得できなくても謝ったりしたもん!(←威張っていう事じゃないっ、馬鹿野郎っ!)。台湾人はね、実は頭では悪いって事は、ちゃんと分かってるんだ。でもそこで謝っちゃうと100%自分が悪い事になるわけ。だからみんな分かっていても意地でも謝らないんだよ。何ていうかこれは面子の問題なんだよね』
そんな薄っぺらい面子なんて、さっさと捨てちまえ~~~~!!!!!(心の中で叫ぶ)
そんなわけで、謝らない台湾人も旦那曰く、頭では自分が悪いっていうのは(多少は)分かってはいるみたいですね。でも台湾人の言う面子?だかのために謝れないみたいな?苦笑
しかも旦那曰く、『日本人は逆に小さな事でも謝ったり気を遣いすぎるし、気にしすぎるんだよ。そんなの疲れない?』って。・・・・いや、まぁ・・・たまにそういう時もあるんだけど、でもそういうのもひっくるめて、これも日本の文化なのよ。苦笑
とはいえ去年のちょうど今頃、母の日の事で私が本気で怒った時はしっかり自分から謝ってきてたから(過去記事はコチラ)、場合にもよるのかもしれないけど┐(´д`)┌
ちなみに中国語でごめんなさいは『対不起』といいますよ♪
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うーーーーん(>_<)頭痛い・・。
台湾人と日本人足して2で割れば・・笑・・。
息子くんが日本人寄りになることを祈っています!(=^・^=)
投稿: うさパン | 2017年4月 7日 (金) 21時44分
>うさパンさん
コメント謝謝です^^
あー!確かに!足しで2で割ったらちょうどいいかもです!これを機にネットで調べてみたら、日本以外の外国だと、割とどこも日本ほど謝らないみたいな記事を見つけて、おおぅ!となりました。こういうのも国際結婚の離婚率が高い原因なのかしら・・なんて思ったりw
息子にはしっかり日本の文化や礼儀も教えたいと思っているので、しっかり教育していきますよーー☆笑
投稿: ちぃ | 2017年4月 8日 (土) 15時43分
こんにちは。昨日全く同じ理由で台湾人夫と離婚の危機に陥りました。。笑
この間、台南に私と私の母と姉夫婦の4人で1泊2日旅行に行きました。
台南に住んでいる、夫の叔母夫婦に会う事を勧められましたが、夫は来ないので気まづいのと、自分達で楽しみたかったので断りました。
しかし、夫は勝手に話を進めてしまいました。そこから断るのは失礼になるので、結局会い、結果的に旅行中はほとんど叔母夫婦と過ごす事になりました。。
後から、あの時私の意見は尊重されず強引に進められたのが嫌だった、もうしないでほしい。と夫に言いましたが、夫は『でも叔母達に会えてよかったでしょ。他に会えるチャンスはないからね。』などと問題のすり替えをしてきて全然自分の非を認めません。
私は彼に直して欲しいので非を認めさせようとし、夫は『なんでいつも俺ばかり責めるんだ!お前の方がダメなところいっぱいだぞ』的な感じになり。。
私は『私は自分のダメな所は認めて謝るし、直そうとしてる』と主張。
夫はお互いのダメな所には何も言わず、我慢をするべきだと考えてるみたいです。
そこから口論は離婚の話まで発展してしまいました。
こういうのはやっぱり文化の違いなんですかね;ー;
すごく共感して、長文になってしまいました。ごめんなさい。
投稿: りか | 2017年12月 6日 (水) 08時08分
>りかさん
コメント謝謝です^^&初めまして~。
実は我が家でも先週同じ理由でまた大喧嘩になった所です。苦笑
叔父夫婦なんて、普段からそんなに会う事があるわけではないでしょうし、気を使いますよね何でわざわざリフレッシュしに旅行に行って、ストレスためなきゃいけないんだしかも当の本人は来ないのに・・・それは嫌ですね逆にあなたがまったく同じ立場でそれをされて、嫌じゃないのか?と聞きたい
このブログを書いた時の前回の喧嘩の際は私も文化の違いだから・・・と思って折れましたが、今回の喧嘩は子供の事も絡んでいたので私も折れず、結果旦那は2時間のプチ家出をしました(本人曰く、頭を冷やしに出たらしいです。汗)
私の旦那の場合は実は家族以外、友達や同僚だったり仕事関連の人にはちゃんと謝ります。
旦那の考えとしては『家族だからこそそんな小さな事に気を使いたくなかったし、自分はこれまで家族にこんな風に改まって謝った事がない。家族なんだから分かるはずだという考えだった』というような事を言われました。
なので『私は日本人だし、日本人はありがとう、ごめんなさいという言葉をとても大事にしている。逆にいえば家族だからこそそこは大事にしたい。そこだけは私も譲る事ができない。』と話すと『前回もこの事で喧嘩になったし、今後は努力する。ごめん』と初めてこの問題について謝ってくれました。
この事で今まで何度も喧嘩をしてきましたが、今回初めてこの台詞を聞くことができたのでホッとはしましたが、喧嘩の時って頭に血がのぼっているから次回もまた同じような事でもめる可能性も全然あると思っています。もうこれは時間をかけて教えていったり理解していくしかないなと感じました・・・
国際結婚って本当に難しいですよね。でもだからこそ問題解決したあとの絆も強いと信じています。お互い大変ですが、『縁あって夫婦になったんだし、仕方ない、旦那の未熟な部分を教えてやるか』くらいに思って頑張りましょうね(これくらい思わないとやってられないですもんね。苦笑)
投稿: ちぃ | 2017年12月 6日 (水) 13時06分