今日の午後の出来事です。
リビングにおいてある食器棚にお皿をなおそうと、台所からリビングに足を踏み入れた瞬間、足にグニュッとした感覚と、キュッという小さな悲鳴が。全身の毛が粟立ったような気がしました。
すぐに足を上げると、そこにはタピがいました。タピは足を引きずって数歩歩いた後、近くの棚に飛んでいきました。その瞬間私は何が起こったかを悟りました。悲鳴をあげると隣の部屋から主人が駆け込んできました。
『タピを踏んづけちゃったよ!!どうしようどうしよう!!!』
主人がタピを呼んでもこず、なぜか私の肩の上に止まり、目をつむるタピ。その様子がまるで最後のお別れの行動のように見えてしまい、私は更に冷静さを失いました。
その後、ようやく主人がタピをつかまえて『大丈夫だよ、タピ大丈夫だよ』と呼びかけてくれましたが、タピは目をあけず、ただ口を開け荒い呼吸を繰り返していました。その間私はパニックになり、あまりよく覚えていないのですが、主人いわく『いやだいやだ』という言葉と『病院病院』と繰り返しつぶやいていたらしい。
とにかく病院にと、板橋にある病院に主人が連れて行くことに。私はせーちゃんが眠っていたこともあり、主人から家にいるよう言われたので、携帯を握り締めながら主人の連絡を待っていました。この時点でタピは目を開いてうごいてくれるようにはなってくれていましたが、やはりずっと左側の体を傾けるようにしていました・・・。
『私はどうなってもいいです。どうかタピを助けてください・・・お願いしますお願いします・・・』
その間ずっと祈り続けてました。時間が経つのがとにかく長く長く感じました。
主人が家を出て、約4、50分ほどしてようやく連絡が。
『今診察が終わったよ。特に骨や関節にも異常はないようだから、きっと驚いただけだと思うけど、一応2,3日はしっかり様子を見ておくようにっていう事だから心配しないで。今から帰るよ。でも今回は運が良かったけど、本当次は無いって思わないと。ちぃは時々本当にアホみたいに不注意なときがあるから。気をつけなきゃ駄目だよ』
と主人からLINEが。それと同時にタピの写真が送られてきました。
ホッとしたと同時に緊張の糸が切れたのか、涙腺が崩壊しました・・・
タピタピ・・・ごめんね。怖くて痛い思いをさせて本当にごめんね・・・・
2時くらいに家に帰ってきたあと、小屋の中で時々は毛づくろいをしながらも止まり木にも止まらず、ずっと小屋の下で目をつぶってじっとしていた時はやっぱり駄目かもしれないとも思いましたが、夕方頃から小さな声で鳴きだし、餌も食べ始め、出して欲しいとアピールが始まりましたので、少しだけ出してあげることに。その間スーパーで買ってきたとうもろこしをあげると、嬉しそうにたくさん食べてくれました。
現在のタピ
就寝時間になったので、すでに寝かせましたが、今夜は数時間おきに起きて様子を見なくては。一見元気だけど、あとから症状が出る場合だってあるわけだから、この2、3日はやっぱり心配だし、しっかり見ておかなくちゃ。
何はともあれ、現在は見たところいつものタピ。昼間はもう本当に駄目かと思いました。
せーちゃんの事だけでなく、最近はタピや愛玉に対しても油断しっぱなしだったと思います・・。あとは・・・子育てでバタバタしていて、タピがどうしても言うことを聞かないときなんかは怒ってしまったりすることもあったのです・・・。
そんなだったから『そんな扱いをするなら、(天に)返してもらおうと神様だか仏様に連れ戻されそうになったのかもしれない』ともふと思ってしまいましたよ・・・今回のことでどれだけ私にとって大事な存在か、改めて思い知らされました。
また主人だってタピを本当に子供のように可愛がってるから、今回の事はとても心配だったと思うし、私に対して相当怒りたい気持ちもあったはず。だけど冷静に対処してくれ、叱る時も冷静に叱ってくれました・・・。逆の立場だったら、私はもしかしたら主人を罵倒していたかもしれないです。冷静に対処できた自信なんてないです。
何かもう・・・タピやせーちゃんに対してだけでなく、最近の自分のいろんな行いに対して反省するべき点がボロボロ出てきました・・・
この2、3日、タピに変化が無いよう祈ると共に、自分のこれまでの色んな行動を振り返りながら、きちんと反省しようと思います。
最後に。。。
タピが病院から帰ってきて、小屋の中でじっとしている間、ずっとタピの小屋に近い場所から動かなかった愛玉さん。ずっとタピさんの様子を見守っていたなぁ・・・
愛玉さんにとってもきっと心配で、辛い時間だったと思います。
私の不注意から、タピを失うだけでなく、愛玉ちゃんにも悲しい思いをさせてしまうところでした。本当に本当にごめんね。
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