台湾の郵便局員さんが体験した怖い話③
だんだん暑くなって来たこの季節にぴったり(?)の、お久しぶり怪談ネタが入ってきたので、第3弾行ってみましょう♪
第1弾はコチラ
第2弾はコチラ
この第3弾の体験者は、第1弾の『植木鉢』と同じ同僚さん。どうやら彼、ちょっと霊感があるらしく、ちょこちょここういう奇妙な体験をするらしい。
では第3弾行ってみましょう~~
ある日の事、彼がその日担当していた地区は龍山寺付近。パパさんいわく、あのあたりは古い家が多く、気味が悪いなぁと思う建物が結構多いらしい(ちなみに第1弾でもパパさんが実際にこの辺りで奇妙な体験してます。)
その前に、台湾のアパートのドアについて少し説明。台湾の家のドアって、アパート、マンションに限らず2重扉になっている所が多いです。
この左上や左下のような感じ。外にガラス扉みたいな扉があり、中にもう一枚ドアがあるといったつくりです。
さて、話は戻ります。
夕方頃にとあるアパートに着き、配達先の住所の部屋に向かう。するとその家のドアは外のガラス扉だけが閉まっていて、中のドアは開いたままになっており、中の様子が少し見えた。
電気は点いていなかったので留守かな。でも部屋に誰かいるかもしれないしと家の呼び鈴を鳴らそうとしたその時、家の中のリビングを一人の老婆が横切るのが見えた。
ちょうど夕方頃で室内は薄暗かったそうだが、外から入る光ではっきり老婆だと分かったので、『おばあさん、すみません、小包です!』と何度も声をかけたが、老婆が出てくる気配はない。
『おかしいな、耳が遠いのかな』と何度もドアを叩いてみたが、やはり出てくる気配はない。少しイライラしながら伝票に書いてあった携帯電話の番号にかけてみると、一人の男性が出た。
『はい?』
『あの、今あなたの配達に来ている郵便配達のものです。家の中におばあさんがいらっしゃるようなんですが、呼び鈴を押しても出てきてくれなくて。この荷物どうしたらいいですか?』
『えっ、おばあさん?』
『そうですよ、さっきリビングを横切っていったから声をかけたんですけど、全然応答が無いんです。』
『あ・・・、いや、そうでしたか。ではあの・・・明日の夕方にまた改めて配達をお願い出来ますか?』
折角来たのに面倒くさいなと思ったけど、その日は諦めて帰る事にし、また翌日に出直す事になった。
さて翌日、昨日電話に出た男性が在宅だったので、ようやくその男性に荷物を渡す事が出来た。
『あの・・・昨日の話ですが・・・あなたおばあさんを見たって言ってましたよね?』
『ええ。声をかけたけど反応が無くて。耳が悪かったんですかね?』
『・・・いえ、あの・・・。・・・いや、やっぱり良いです。』
『気になるなー。言ってください。』
『いやあの・・・実はうちには年寄りはいないんですよ。今は妻と子供と住んでいるので・・・。』
あまりにもその老婆が普通に見えたから、まったく幽霊だとは想像もしてなかった彼はその話を聞いて思わずゾーッとしたらしい。
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お久しぶりにインしたら怖い話🤣🤣🤣🤣🤣🤣
好きなんだこの手の話!!(゜ロ゜ノ)ノ
見えない目で一気見してしまいました。
私は、メガネを作りに眼科でメガネより手術が先😱
両目共に白内障?いやぁショック💦
投稿: えっぴぃ | 2018年6月30日 (土) 20時50分
>えっぴぃさん
コメント謝謝です^^
うふふ、食いついて貰えて嬉しいです✩私も怖がりのくせにこういう話大好きです。笑
白内障ですか。。それはショックでしたね。。今は私もしかり、みんな若い内からパソコンや携帯を見ているから、白内障の年齢もこれから先どんどん下がってきそうな気がします。
どうかお大事になさってくださいね。
投稿: ちぃ | 2018年7月 1日 (日) 23時26分