長き戦いの末
我が家に越してきてはや1年。今のところ何の不満もなく暮らしているのですが、実は引っ越してきてから1点だけどうしても気になる&嫌な事があったのです。それは、
『決まって朝、1,2ヶ月に一度、頭文字Gが台所で死んでいる、もしくは死にかけている。』
という現象が起こるのです。もうね、あの黒光りする頭文字G(ゴキ●リね),この世からいなくなって欲しいくらい見るのも嫌なくらい大嫌いなの。しかも台湾のってデカイしさ(涙)
パパさんがいる時は『何とかしてー!涙』と助けて貰っていたけど、嫌がらせなのか何なのか、たいていパパさんがいない時にこの状況が起こるものだから、ティッシュペーパーを何重にもしてぎゃーぎゃー叫びながらトイレに流すことになります。
1ヶ月前にもね・・・朝起きたらひっくり返ってまだ弱弱しく動いているヤツが!!!!
いつも決まってこの赤いやじるしの所辺りでご臨終になっている(もしくはなりかけている)のよね。
台所の奥に見える扉がベランダに続く扉なのですが、最初はここの下の隙間から入ってきているのか?と埋めてみたものの、やっぱり無くならない。
そんなある日の日曜日、朝起きたらやっぱり同じ位置ででっかいGがひっくり返っていたので、ティッシュでつかんでトイレへグッバイしたのですが。。。。
『毎回死に場所がここって事は・・・やっぱり流しの下のどこかから来てるのか??』
と思い、流しの下の棚をもう一度徹底的に調べてみることにしたのでした。
実はこの前日に、すべて中身をだして掃除したばかりだったのです。というのも、その時に黒い塊がちょこちょこ落ちていたのに気づいたからです・・・。
『これ・・・小学校の時に家庭科室に落ちていたあれじゃない?うぇぇぇぇぇぇぇぇ。大汗』
と全身鳥肌が立ったのは言うまでもない・・・。そう、Gのフン。てことは、やっぱりここのどこかから入ってきてる!と確信した私は、
奥の下水道に繋がるホースを再度調べてみてびっくり!押してみると後方に少し隙間があるではないか!!!!
100㌫、奴らはここから進入してきていたのに違いない!!!!
早速隙間をしっかりと埋めて、ガムテープでガッチリ固定し、これでようやく一安心だ!
長いGとの戦いもこれでやっと終結したわー☆☆
・・・・と思っていたのでした。
さて翌日、朝ごはんを作ろうと流しの下の扉を開けると・・・・
ん?
!!!!!!!!!!
まただ!!!!昨日はなかったはずのフンが3つほど転がっている!!!!!
でも待てよ、隙間は昨日全て塞いだはずだから・・・。
・・・もしかして昨日隙間を塞いでいたとき、すでに中に1匹入って来ていて、どこかに隠れて息を潜めていたのか?!?!
・・・昨日私思いっきり戸棚に頭突っ込んで、隙間埋める作業をしていたよ?その近くにいたってこと???
ぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。。。。
と、とにかく中にいるか確認してみるしかない・・・・。怖い、怖いけど・・・とりあえず見てみよう・・・・
まずは戸棚を空けて、中の物を一つ一つ取り出し、空になった戸棚の中に頭を突っ込んで中を見渡してみる。
右OK、上OK、下OK、左・・・・
左・・・・・・
↑イメージ図
ぎゃああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の目の前の約15センチほど目の前に、大きな触覚をゆらゆらさせている奴がいた!!!
ギャアッと後ろに仰け反り、後方の壁にぶつかるくらいの勢いで棚から飛び出てきた私にせーちゃんも驚いていた。(驚かせてごめん。苦笑)
でかい・・・こいつはでかい・・・・
とにかくこいつは何が何でも絶対仕留めなければ!!でもどうやって?!?!
とりあえず戸棚を閉めて奴を閉じ込め、家の前のコンビニに走り、これを買ってきた
棚を開けるまでかなりの覚悟を要したが、腹をくくり、いざ戦闘開始!!!!
中身を半分ほど噴射したがそれでも姿を現さない!!さらにもっと隙間辺りにも噴射してみると、出てきたー!!!
ぎゃあああああっっっ、でかーーーーーい!!!!!!
しかも思いっきり直接噴射浴びてるのに、全然動きが遅くならないんですけど!!!!!
そこで念のため横に持ってきておいた、バスマジックリンをかけたら、やっと動きが止まり、ご臨終となった。
戦闘が終わった後、私はもう全身汗まみれでした・・・・・
つか、何なんだ、この殺虫剤!!全然効かねーじゃねーか!!!!
と帰ってきたパパさんに見せたら、『これ全然効かないので有名なやつだね。』と言われ、ハニワ顔になりましたわ・・・
元々私もよく見る、よく効くと評判のこっちを買いたくて行ったんですわ。
でもね、↑の『噴効』ってやつしか置いてなかったんですよね。『えっらい安いけど、大丈夫か、コレ。汗』と心配だったんだけど、やっぱり心配通りでしたわ。汗
あれだね、忍者の持ち物にたとえると(!?)『噴効』は煙玉、Raidは『爆薬』くらいの差があると思う・・・。ほんとにそれくらい『噴効』は効かなかったわ。マジックリンのが効くってどうなのよ。苦笑
そしてやっとその死体をトイレにポイしようとティッシュで掴んだら、わっ、尻がもげた!!何かね、尻の一部みたいなものが落ちたのですが、よく見たらそれ卵だったっていう(思い出しただけでも鳥肌が・・・・汗)
その後調べてみると、Gのメスは卵をお尻にくっつけたまま生活するらしい!で、死んでからも卵だけお尻から離したりするんだって!!!
てことは・・・もし私があのGの存在に気づかず、そのままにしていたら、流しの下の棚の中でGの子供がうじゃうじゃと生まれていたということ????
退治出来て良かったぁぁぁぁぁぁ(T□T)でもって一昨日やっつけたやつは、たぶん彼女の伴侶だったんだろうなぁ。。。。
それからというもの、我が家の台所でGがご臨終していることはなくなりました。
長い長い戦いにようやくピリオドを打ち、もう心からホッとしています。でも目の前15センチの距離でGを見たトラウマは根深く、今でも流しの下の扉を開けるのはちょっと怖かったりします。苦笑
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ちぃさん(^^こんばんは~
ぎゃ------------!!
ちいさんが描いた絵の方がこあ~い!!(T_T)
ちぃさん変身してる――――(笑)
ゴメンね~も~記事読んでいて大笑いm(__)m
ちぃさんんが虫が嫌いなのわかっているけど、
笑っちゃうよ~どうしても(^^)/お許しをm(__)m
さて、台湾のG君はどれ位あるの?
家では見た事無くって、今までで数回、ばあちゃん家と会社位で3㎝位かな
とりあえず一安心ですね♪
完全勝利!!と行きますように願っております♪
投稿: 0 | 2019年12月 9日 (月) 20時25分
>0さん
こんばんは☆&コメント謝謝です^^
実はこの絵を見た息子からも『ママ、こあい(怖い)!』と言われてしまいました。苦笑 でも本当にあの時の私おきたばかりで髪はボサボサ、ゴキ見て失神直前の真っ青、まさにこの絵の通りだっただろうなと。笑
もう本当に今思い出しても鳥肌が立ちますよ~(涙)爬虫類や両生類は全然大丈夫なんですが、虫だけはどうも・・・しかも大嫌いランキングのおそらく堂々1位であろうG・・・あんな近い距離で見たのは初めてだったのでなお更です。ううう
我が家で退治したゴキブリは大きくて、約5センチくらいありました。。。汗
私も日本にいるときは学校の家庭科室くらいでしか見たことなかったんですが、台湾では結構頻繁に目にします。それでも全然慣れないですね。しかも外で飛んでる姿を目にすることも・・・ああ、おぞましいぃぃ。案外すばしっこいし。涙
ただ幸いあれ以来、まだ一度も出現していないので、やっぱりあのパイプの隙間からやって来ていたようです。完全に塞いだのでこれでどうにか終わってほしいと願うばかりです。
温かいコメント、有難うございました☆
投稿: ちぃ | 2019年12月10日 (火) 20時41分
お疲れさまでした。
ホントは大変な話なんですけど…
面白過ぎます(^O^)
殺虫剤の噴效を持っている親指の爪の先が白くなっているのに緊張感が見えて、また笑いました。
ごめんなさい。
ゴキちゃん(と私は呼んでました)はオランダですごい洗礼を受けて、シンガポールにもいましたから、私も経験済みです。
ニューヨークの一軒家は見なかったような気がしますけど。
ウチはアムステルダムで最初、12階建てのフラットの1階に住んでました。
日本式だと2階ですが、下のGround floorは人が住んでないから、とにかく1番下で。
あそこは寒い国なので建物全体に暖房が利いて、彼らには最高の環境なんです。
おまけにキッチンにダストシュートがついていて、そこから普通、住人は残飯をそのまま捨てるから。
上の階の残飯がフタを開けたらウチのダストシュートについている…などというのは日常茶飯事でした。
(ー'`ー;)
ダストシュートの下は、たぶん大きいコンテナがあるでしょ?
悲惨なんです。
引っ越して間もなく、夜中に顔が冷たいので触ったらゴキちゃんが顔を歩いていて。
電気をつけたらベッドの上を大きいのが何匹も飛んでました。
あ。運動会してる。と思って。
オランダのゴキちゃんは薄い茶色で5cmぐらいあって、顔立ちが見えます。
まだ赤ちゃんだった娘が食べられたら大変だと思って。
ダストシュートは目張りをして。
居間で良く見かけるので、朝になって探し回りました。
そうしたら、短い期間なのにもう小さい箪笥の中に巣ができていて。
卵が何個も隅にへばりついてました。
もちろん生体もいて飛び出してきて。
そこからの大パニックはちぃさんと同じです。
でも、あなたは顔を歩かれてないから。
私よりずっと恵まれてます。
今でも あの時の手に触った感触は残ってます。
怖かった。
アムステルダムのゴキ量は、半端ではなかったです。
シンガポールのゴキちゃんは暑いせいかほとんど走らず。
部屋の真ん中をのったり歩いてました。
でも、どんなにたくさん見ても、決して慣れることはない生き物ですよね~
投稿: カニまま | 2019年12月11日 (水) 00時50分
>カニままさん
コメント謝謝です^^
まぁっ、爪の先のところまでお気づきになられていたとはっ!お恥ずかしい限りです(照)
それにしてもカニままさんの壮絶なGとの戦い・・・顔にっ、顔に止まられたりしたら私そのままたぶん失神しちゃいます。汗
オランダって割と寒い位置にある国なので、そこまでGが活発なイメージってなかったんですが、暖かい場所に集まるんですね!!こちらにはダストシュートの文化はないのですが、気候が暖かいので、もしあったらとんでもない事になっていそうです・・・
箪笥の中に巣まで作っていたなんて・・・恐ろしいですね。今これを書いている間も本当に鳥肌が止まらないです。汗
台湾も暖かい地域なのですが、動きはなかなか早いですねー。日本ほどじゃないですが。苦笑
よく道なんかでも踏んづけられてご臨終になっているところを見ると、やっぱり動作は速いほうではないようですが、それでも家の中で出てこられるとパニック以外の何者でもないですね。TT
もうあの緊迫した戦いがないことを祈るのみです。苦笑
温かいコメント、ありがとうございました☆
投稿: ちぃ | 2019年12月12日 (木) 20時31分
久し振りに時間があるからと寄って見たらば・・
うううううっ・・鳥肌が鳥肌が・・・
「お疲れさまでした」の一言です(>_<)。
絵は永久保存にしたいくらいツボでした。
wwwww
投稿: うさパン | 2019年12月14日 (土) 15時19分
>うさパンさん
コメント謝謝です^^
お立ち寄りくださり、ありがとうございます☆
もうあの時のことは今思い出してもぞぞーっと。何よりGやっつける前日、棚の中に上半身つっこんで作業している時に近くにGがいたのかと思うと、いまさらながらゾワゾワします。涙
イラストに笑っていただけて嬉しいです。頑張って描いた甲斐がありましたw
温かいコメント、ありがとうございました☆
投稿: ちぃ | 2019年12月14日 (土) 22時19分