廃墟探索
何度かこのブログでも書いてきたことがあったような気がしますが、廃墟って好きです。
当時の面影をあれこれ想像したり、なんていうかノスタルジックな気分になるんよね。そこが自分とは縁もゆかりもない場所だとしても。
何でなんでしょう。私の持ってる乏しい言葉だけではうまく説明できないんだけど、とにかく好きなのですよ。
パパさんの実家近くは廃墟がとっても多い。しかも普通の廃墟でも魅力的なのに、それが日本統治時代に建てられた日本風家屋だったりするからワクワク度もハンパない。出来るもんならリノベーションして住みたいくらい。
実際にリノベーションして使われているお店もあるので、近いうちに絶対行ってみようと思っています(だがしかし私が知ってる2店舗とも、めちゃくちゃ値段が高いのよね。汗)
このあたりの廃墟はずっと放置されていたんだけど、最近急に建て替えられたり壊されたりするようになって廃墟好きには悲しい。
実は今から4年くらい前かな、この辺にはもっと大きな廃墟群があったんですよ。当時、間もなくすべて取り壊されると聞いて、一人でカメラ片手に探索したんです。探索っていっても中には入らず、ほとんど外観を撮りに行っただけなんですけどね。中に一人で入るのはさすがに躊躇われたので。危ない人とか潜んでたらヤバいし。
そしてそこの廃墟群は私が探索に行って間もなく本当にすぐに取り壊されてしまったので、あの時に思い切って行っておいて本当によかったなぁと思っています(当時廃墟群に取材に来てた方に遭遇し、女性一人で来るなんて危ないよ!って言われたっけ。苦笑)
今そこは大きな公園になったり、新たなビルに建て替えられたりしています。あの時の風景を知っている、かつ廃墟好きな自分としてはさびしい変化だなぁと思ってしまいます。
その時の写真、いつかブログにアップしようと思いつつも数が膨大すぎてずっと出来ずにいるので近々整理して載せたいな。でもマイナー過ぎて興味ある人ってあんまりいないだろうけどもさ。苦笑
今日はせーちゃんを義実家に預けたあと、駅までの道にある廃墟たちを少しだけパシャリ。とはいえ中には入れないようになっているので、外からの外観と、門についてる郵便ポストから中を撮っただけのものなのですが。
ここの並びの4軒(3軒かな、ちょっと記憶が曖昧)はすべて廃墟。パパさん曰く、パパさんの幼かった頃はまだ人が住んでいたらしい。
もう二度と住民が開ける事はないであろう、固く閉ざされた赤い門
ポストの中から覗いてみる。ひどく朽ち果てた家屋が見える。
かつては人が開け閉めしたであろう網戸やドアも破れたり朽ち果ててしまっている・・・
ここも元々かなり朽ち果て、荒れ果てた日本風家屋でしたが、現在工事中になってました。リノベーションされるのか、取り壊されるのか。
4年前に撮影した、この日本風木造家屋も、
今はリノベーションされるのか、壊されるのか、工事中になっています。
ほんと義実家付近は廃墟の宝庫です。次々と開拓が進むなか、今時間があるうちに少しでも写真におさめておきたい。
しかしなんだ、カフェ探索とかなら可愛いのに、廃墟探索て・・・。可愛さが一ミリもないよな。汗
しかも廃墟が好きとかさ。リアルで付き合いのある友達にはとてもじゃないけど言えない。絶対引かれるよね。苦笑
地元の心友ちゃんとパパさん、弟くらいしか知らないこの一風変わった趣味も、ここ(ブログ)だから吐き出せる^^;
あー、出来るものなら今日見た廃墟も中に入って探索したいくらいある。しないけど。っていうか門は閉まってるし、塀には入れないように有刺鉄線が貼ってあるし、人も結構通る道だから出来ないけど。
いやー、でもやっぱ廃墟好きだー。
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同じように思う方がいらっしゃったとは…
廃墟の家はその一軒しか知らないのですが、初めて見たとき、とても懐かしいような不思議な気持ちになったのです。
そのままになっていたらいいなぁなんて思いだしながら、久しぶりにその家を探しに行ってみようかしら。
投稿: 山姥 | 2020年3月 5日 (木) 17時41分
こんばんは♪ちぃさん
ノスタルジックな気分
文学者、芸術家って感じ(^O^)
人もいて、賑やかな声もして、暖かい風景だっただろう、その場所は、今は静けさというよりも寂しさを感じる風景に
思いの中で造られたものが壊されていく
新しいものへと生まれ変わる
気が付けば、現代に見合った新しい風景となって馴染んでいる
昔のその姿は誰も知らない・・・・
そして、これが繰り返されていく
廃墟
ノスタルジックな気分
私もそんな気分になりました☆
投稿: 0 | 2020年3月 5日 (木) 19時15分
>山姥さん
コメント謝謝です^^
なんと!山姥さんも廃墟に惹かれた経験がおありだったとは!嬉しい限りです☆
何なんでしょうね、あの懐かしい、何とも言えない魅力は。。
昔は誰かが住んでいて、たくさんの声であふれていた時間もあったであろう場所が、今はだれもいない場所で静かに朽ちる時を待っている何とも言えない寂しさがあって、そしてノスタルジックな気持ちにさせる。。。何ともいえない魅力がありますよね。
山姥さんの惹かれたというそのお家もぜひ拝見してみたいです。時間があれば、ぜひ訪れていただきたいです☆
温かいコメント、有難うございました☆
>0さん
コメント謝謝です^^
言葉の選び方が秀逸ですね。やっぱり本を書かれたりする方は違うなぁと思います。0さんすごい☆
まったくその通りですね。
昔はたくさんの声であふれていたであろう場所が、今は静かに朽ち果てる時を待っている・・・そのどうしようもない寂しさと、そしてどこかノスタルジックな気持ちにさせる雰囲気、廃墟にはそれがあってたまらない気持ちになります。
5年前に撮った写真を引っ張り出して再度見てみたのですが、当時付き合っていたパパさんがお休みの時にでもお願いして、中にも入ってみれば良かったなぁて今更ながら後悔しています。苦笑
義実家近くの場所で、これからもできるだけ多くの写真を残していけたらと思います。ここでまた紹介していきたいです☆
温かいコメント、有難うございました☆
投稿: ちぃ | 2020年3月 5日 (木) 22時55分