勝手になんか少し救われた気持ちになった
※今日の内容は少し過激な表現が出てきます(車に轢かれて亡くなった野鳥さんが出てくるので)。苦手な方はここで回れ右をお願いいたします。 特に鳥さんが好きな方は読むと悲しくなるかもしれないから読まない方が良いかもしれません…。
一昨日のこと。アパートの下でごみ収集車にゴミを捨てた後、家の前の横断歩道を渡ってコンビニへ行きました。そしてその帰りにまた同じ横断歩道を渡って帰ろうとするとその横断歩道で野鳥さんが轢かれて亡くなっていました・・・。
さっきいた??全然気づかなかった…。でも新しいものに見える。もしかして今さっき轢かれてしまったんだろうか??パパさんが言うには『もう少し乾き始めている感じだったから、轢かれて少し時間が経っていると思う』と…。
もうそれはひどい状態で…。ほぼぺしゃんこにつぶれていて…。形が残っていたらまだ家からビニールを持ってきて何とかしてあげられたかもしれない。でもほぼ道路に貼りついている状態でそこの車道は交通量も多いからどうする事も出来ず…。
鳥さん好きとしてはものすごく胸が痛んでですね…。それを見た日から毎日その事が頭から離れず、空を飛ぶ野鳥さんを見ては『あの子もちょっと前まであんな風に元気に飛んでいたかもしれないのにな…。』と悲しい気持ちになり。ずっと心に何か引っかかっていて。
翌日通ると、もうそこには何かを引き摺ったような跡が残っているだけで、何も残っていませんでした。
あの時どうにかして道路からとってあげて、埋めてあげられなかったのかなぁ…。いや、あの交通量じゃとても…。そもそも今さら後悔しても遅いけど…。
辛いなぁ…。あんな最期なんてひどすぎる…。
でも今の私に出来る事はあの日からその子の冥福を祈ることだけ。どうか今は痛みのない、明るい世界に旅立っていますように。。
そして今日、せーちゃんと公園に行って帰っていたら…歩道の端っこに班鴿(日本語だとカノコバトというらしい)が倒れているのを見つけました。近くに寄って見てみると…すでにこと切れていました…。
背中に傷があったから、他の鳥か猫に襲われてしまったのかも。でも生きているのかな?と最初思ったくらい見た目も綺麗で、おそらく亡くなってからそう時間は経ってないようでした。(ビニール越しに触っただけだし、とにかく台湾は毎日猛暑なので体温等で確認したわけではないですが虫なども沸いておらず、目も膜などかかっておらずとっても綺麗でした。)
そのままにしていたら、きっと清掃の人がごみと一緒に持って行ったのかもしれない。でも私の目に留まったっていうことは埋めて欲しいって事なのかな、なんて勝手に思ってね。
その前に前述した野鳥さんをちゃんと埋めてあげられなかった事もあったし、そもそもこういうのはどうしても放っておけない性分なのです。苦笑
ちょうどその子が倒れていたのは、ガジュマル並木の道でした。よし、ここに埋めよう。
しかしここの土がマー固い。苦笑 その辺に落ちていた太めの木の枝で必死に掘ること20分、ようやくどうにか穴を掘ることができ、そこに埋めました。せーちゃんと手を合わせて、その場を離れました。
それにしてもこんなに必死に何かを握って土を掘ったのなんて数年ぶりだし、手には豆が出来るしで今でも痛いけど…、でも気持ちはなんかちょっと救われたんですよ、うまく言えないんだけど。
野鳥さんとこのカノコバトさんは違うけど…。なんでしょう、前回してあげられなかった事を今回はちゃんとできた。埋葬してあげられた事が嬉しくて。
道路で死んだ後も車に轢かれ続けるなんてやっぱり可哀想ですもん。もう生きていなくても、それでも最後くらいは…ね。静かに眠りたいよね。
その横断歩道もガジュマル並木も毎日のように通る道だから、これから通るときは心の中でそっと手を合わせたいと思います。
« もー。いい加減にしてっ | トップページ | 今年2回目の胃カメラと色々思うこと。 »
「台湾太太日記」カテゴリの記事
- また年を重ねました(2023.02.02)
- 台湾は旧正月中です(2023.01.22)
- 飛行機に乗るまで無駄に緊張するひと(2022.12.20)
- やっぱ持ってくか。(2022.12.18)
- 最近のお仕事のこと(2022.12.15)
かわいそうな道路で
事故に遭ってしまった野鳥。
ショックです。
ちゃんと心を込めて埋葬できて
よかったです。
野鳥にはいろんな怖いウイルスを持っているから
触らないようにってよく聞きます。
でもちゃんと分る人が恐れず
取り扱うのが好ましいです。
よいこと息子さんとなさって悲しいことも乗り越えられる
人になれると思います。
本当にお疲れ様でした。
投稿: みかんちゃんこころちゃんピコちゃん母クリスティー | 2020年7月 1日 (水) 05時10分
>みかんちゃんこころちゃんピコちゃん母クリスティーさん
コメント謝謝です^^
カノコバトはケガなどをして保護される事がとても多いようです。もし生きていれば野鳥協会に連絡できたのですが、残念ながら間に合わなかったようで…。でも最後ちゃんとガジュマルの根元に埋めてあげる事が出来て良かったです。もしかしたらお友達や家族が木に遊びに来ることもあるかもしれませんね^^
そうですよね、私も小さい頃触っては駄目だとよく言われましたが、やっぱり放っておけず小さな鳥から大きな鳥まで亡くなった鳥さんを見つけた時は大きな葉っぱやティッシュ等でくるんではよく持って帰ったりして庭に埋めていました。お庭がお墓だらけだなってくらい。。。苦笑
いつもそこを通るたびに息子が鳥さんどこー?と言ってくるのでここにおねんねしてるよーと教えています。最近は命を何とも思わない犯罪も増えてきているような気がするので、小さい頃から命の大切さ等はしっかり教えていかないといけないなとも思います。
温かいコメント、有難うございました☆
投稿: ちぃ | 2020年7月 1日 (水) 20時20分