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とある台湾男のちょっと怖いはなし(中編)

 前編からの続きです。 

 

 

 

その一件からAちゃんはLINEをブロックされてしまったようで、何度送っても既読にならなくなってしまった。 

 

ちなみに書き忘れていたが、そのLINE事件の前にも、Aちゃんから誘って二人で車で淡水の方に遊びに行く予定だったのを、車が壊れたからいけないと当日にBの方からキャンセルされたという経緯もある。 

 

 

 

さてその後、1カ月ほどして会社で偶然会ったが、その時は一言二言言葉を交わしただけで、以前のように親しく話せなくなってしまっていた 

 

 

そんなある日、Aちゃんは親友から驚くべき事を聞かされる。 

 

 

Aちゃんの親友Dちゃん『ちょっと!あなたが前に話してた人ってB(本名)って名前だったわよね?』 

 

Aちゃん『うん、そうだけど』 

 

Dちゃん『大変なもの見つけちゃったんだけど・・・汗』 

 

 

何事かとAちゃんが聞いてみると、AちゃんからB男の話を聞いたDちゃんは、何となしにネットでB男の名前を検索してみたらしい(それもすごい。笑)すると、とある台湾人女性のブログがヒットしたと教えてくれた。 

そのブログの内容にAちゃんは驚き、心底失望した。そして私にもそのブログのリンクを教えてくれた。 

 

ブログに書かれた内容は、こんなものだった。

 

  

タイトル台湾人じゃないと嘘をついたのは何のため?』 

 

ここに書くべきか長い事迷った。だけど、同じような被害者が出ないためにも、敢えて書き記しておこうと思う。 

  

ちなみに私の知っているだけでも、彼の被害者は5人いる…。 

 

 

昨年末、私は一人の男性と出会った。彼は日本人のグループの中にいて、自分は日本人で25歳の明(※仮名)だと名乗った。彼の中国語は聞いた限り中級程度といった感じだ。

19歳で中国語の勉強をはじめ、○○大学に交換留学で来ているという。今回日本から友達が来たので、自分が案内している所だと話した。 

 

明は日本では助教授をしていて、おもに観光や歴史を専攻していると言った。台湾が大好きで、台中に家を買ったとも。だから数か月に一度は台湾に戻って来て、日本と台湾を行き来する生活をしていると話した。 

私は日本語が話せないし、日本の事も全く知らないからよく分からなかったけど、大学の学生証まで見せてくれたので、この若さで助教授なんてすごいなぁと思っていた。 

 

それから私たちはまめに連絡を取るようになった。二人で四日間、〇〇へ旅行に行った事もある。彼は〇〇の歴史や観光地にも詳しく、その行く先々でその場所の歴史なども話してくれた。日本人なのにこんなに台湾に詳しいなんて、よっぽど台湾が好きなのねと私は彼を尊敬していた。 

そして彼はいつか台湾人の妻を娶り、台湾で教鞭をとりながら暮らしていくのが夢だと語った。その真剣な眼差しに私はとても感動した。 

 

彼が東京に戻ってからも、ほぼ毎日のようにLINE電話で話をした。彼は『日本人はあまりFBはしないし、インスタグラムもしないんだ。だから僕が連絡を取れる方法はLINEだけなんだ』と言った。彼は自分は神奈川の出身だといい、帰省した際にはその神奈川の観光地や風景の写真をよく送ってきてくれた。 

  

 

ただ彼と付き合っていて、一つだけ不思議な事があった。それは彼は突然5日ほど連絡を取れなくなる事がたまにあるのだ。 

 

その理由は毎回違っていて、 

 

LINEが壊れた。 

スマホの調子が悪く、修理に出していた。 

風邪を引いていた。 

スマホを電車に忘れて来ていた。 

 

等等 

  

 

『俺は今年25歳で厄年だから、こんなツイてないのかな。』  

  

 

そう言って彼は笑うので、私もつられて笑っていた。 

  

 

 

 

彼は学術交流があるからと1か月に一度は必ず台湾に帰って来て、私に会いに来てくれた。 

  

 

私が初めて疑惑を抱いたあの日もそうだった。『昨日日本から台湾に戻って来たばかりなんだ』と私に会いに来てくれた日。私は彼の服のポケットからその前の週に使用済みの台湾の新幹線のチケットを見つけたのだ。 

昨日日本から戻って来たばかりだと言ったのに、一体これはどういう事かと尋ねると、『これは拾ったもので、僕の物じゃないんだ。日本人はポイ捨てをしないから、落ちていたゴミをそのままにしておくのは忍びなくてさ』と言った。 

後から考えると、どうしてこんな嘘に騙されてしまったのかと思うが、その時は彼の事を本気で信じていたのだ。 

 

 

しかし女性の第六感というのはやはりすごい。それから数カ月後、疑惑は日を追うごとに増していき、私は友達に頼んで彼の名前をFBで検索してもらう事にした。 

 

そして私のアカウントで彼の名前を検索しても出て来なかったのに・・・友達の携帯から調べると彼のFBのアカウントがヒットしたではないか!(※つまりブロックされていた) 

 

そして彼のFBを見た私は、彼が病的な大噓つきのペテン師だった事を知ったのだった。 

  

 

私に日本にいると行った日、彼は台湾の居酒屋で友人とご飯を食べていた。これだけではない、その他にも色々と…。 

 

 

私は彼のFBの友人リストの中から、彼と初めて会った時にいた、彼から日本人の友人だと紹介された男性のFBに個人メッセージを送ってみる事にした。すると驚くべき答えが返ってきたのだった。 

 

『彼は台湾人だよ。でも彼の事はあんまり知らないんだ。なにせ僕らもあの日に初めてあったばかりだったし。彼は日本に1年留学経験があるって話してたけど、生粋の台湾人だよ。』 

   

 

 

どこまで人を馬鹿にすれば気が済むのか!!!  

 

 

日本人なのも嘘、台中に家を買ったのも嘘。かれは元々台中人でそこに実家があるというだけの話だった。私に話した日本名も嘘だった。明は彼の中国語名の中にある漢字一文字から取っていたものだと分かった。

助教授というのも真っ赤な嘘。彼はツアーガイドだった。 

中国語が上手くないフリをして、日本人を装っていたのだ…。なんてことだろう…

 

   

そしてもう一つ、私をもっと傷つけた事。それは彼には私の他に、もっと前から付き合っている彼女がいたという事だ。 

 

私は意を決して、その彼女に個人メッセージを送ってみる事にしたのだった。

 

つづく

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