見守ることはすごく大事
先週のある朝、幼稚園の最寄りのバス停に着くなり、突然息子が『幼稚園休みたい。お腹痛い。』と言い出した。朝は普通に元気だったし、何かあったなとピンときた私はその場でしばらく座って色々と話を聞いてみる事にした。その結果『一人のクラスメートが時々意地悪をしてきたり、ちょっかいをかけてくる。』という事を話してくれた。意地悪してくるのは誰なのかな?と聞くとしばらくして『...Aくん』と答える息子。おー、Aくんか・・・
これまで息子から幼稚園の話を聞いていた時に『幼稚園にはお友達もたくさんいて楽しいけど、Aくんは意地悪だから好きじゃない』というのは何度か聞いた事があった。だけど話を聞いてみるとAくんは息子にだけというわけではなく、他のクラスメートともよく喧嘩をしたり、いざこざを起こしていると聞いていたので、『お友達に意地悪するのは良くないね。そういう時はやめてってちゃんと伝えるんだよ。』と話していた。
『なるほど、Aくんか。先生はせーちゃんがいじめられてる事知ってるの?』
『いっつも先生が見ていない時にしてくるから知らない。』
これまでは子供同士のいざこざはよくある事だろうからとあまり重要視してなかったけど、幼稚園に行きたくないと言い出したとなると、これはちょっと問題だなぁ・・・
そこで息子に『分かった。じゃあママが今から先生と話すよ。』というと、しぶしぶながら歩きだしてくれた息子。
幼稚園に着いて先生に実は…と事情を説明すると、『(息子に向かって)せーちゃん、誰がいじめてきたの?先生に話してごらん』『...Aくん』『ああ、Aくんか!(私に)お母さん、申し訳ありません、私たちもいつも注意してみているようにしているんですけど』と言って先生が次のような話をしてくれた。
Aくんは他の子に比べて少し成長がゆっくりな子だそうで、なかなか自分の感情をコントロールできず、他のクラスメートともしょっちゅういざこざを起こしてしまうそうだ。今は幼稚園の外でも療育に通ったりしながら少しずつ前に進んでいるらしい。先生たちが誰かにちょっかいをかけている事に気づいた時は別室に連れて行き、言い聞かせるようにしたり、なるべく手の空いている時には補助の先生が付くようにしたりしているそうだ。
『実は…家庭状況も少し複雑な子なんです…。それでも私たちの方でフォローしたり、ちゃんと見ているようにはしているんですが。本当に申し訳ありません』と仰ったので、『いえ、子供同士のいざこざは多少なりともある事ですし💦ご迷惑おかけしますが、こちらこそよろしくお願いします』と伝え、幼稚園をあとにしました。
Aくんに今日○○されたとかはこれまで何度もあったけど、溜まったものが爆発しちゃったのかなと思ってたんだけど、後から考えたらちょうどその日の前後くらいに一番仲が良くて、大好きだと言っていたKくんという友達の事を急に『前ほど仲良しじゃないんだ… 今はBくんの方が好き。』と言い出して、『ええっ、どうしたんだろ💦』と思った事があったんですよね。 だからAくんだけが原因なんじゃなくて、ちょうどなんか色々重なっちゃって疲れちゃったのかなぁと。
そのあとすぐに『僕の一番好きな友達はねぇ、やっぱりK君なの🎵』とか言って元に戻ってたけど。笑
ちなみに今朝はたまたま靴箱でこのKくんとも一緒になって、お互い名前を呼び合いながら、三人(同じクラスのこれまた仲の良い女の子も同時刻に来ていたので)できゃっきゃきゃっきゃしながら幼稚園内に入っていってたので、うんうん、良かった良かったと母ちゃんも改めて一安心😊
楽しい日々を過ごす中でも、たまにこんな風に痛い出来事にぶつかったり失敗しながら成長していく事も必要だと思います。息子からのヘルプが出ない限りは基本とりあえず見守り、ヘルプが出たら一緒に解決策を考えていく、の姿勢を崩さずいたいと思う。
私は本当に人一倍心配性だから正直色々気になり過ぎてしまうけど、提案やアドバイス(これも押し付ける言い方にならないよう気を付けながら)をする。その後は自分で判断して行動してもらう。自分で判断する事ってとても大事だと思うので。
万が一、一人で行動するのが難しそうな時だけはかけつける。とにかく口出ししすぎない。
1か月ほど前にたまたま『ヘリコプターペアレント』という言葉を知り、そのネットの記事を見て『私当てはまる事多い、いかん!!』とものすごいショックを受けたのよね💦絶対このままじゃいかんと。
だから、子育てに関しての私の今年の目標、
①今まで10言ってた事を3,4くらいにする(振り返ってみると本当に私色々口出しすぎ。うるさすぎ💦)
②てぃ先生の子育てブートキャンプをいつも念頭に置いておく!(私は頭ごなしに叱ったり、きつい言い方をしがちなので、言い方に気を付けたい)
毎年『目標かかげたけど、駄目だったー』って事は多いけど、これは息子の成長を左右する大事な事だから、意地でも守ってみせよう!
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こんにちは・・・
子どもの世界も色々あるのでしょうね~それにあまりに入って行く事もどうかと
思いますし、黙っていても解決しないこともありますから、難しいですね。
良く言いますね・・・「親」という字は、立木を見るようなものだって。
先ずは見守ることが第一で、親の出番があるとすれば次ということになるのかな。
俺のひとりごと・・・です。
投稿: でんでん大将 | 2022年1月12日 (水) 11時43分
>でんでん大将さん
コメント謝謝です^^
こんばんは^^
ちょうどこのくらいの年齢くらいから、子供同士の色々ないざこざなどが起こって来るのだそうです。介入しすぎても駄目ですし、何もしないのも駄目ですし、その辺りのさじ加減が難しいところですね。苦笑
とりあえずあれ以来、『幼稚園に行きたくない』とは言わないので大丈夫そうですが、今後も多かれ少なかれこういう事ってあるのでしょうから、基本見守りの姿勢を崩さず、何かあれば一緒に解決できるように考えていきたいところです。
立ち木の上から見る、で親。本当にその通りです。昔のこういう言葉って【すごい適格だなぁ】って言葉多いですね。
温かいコメント、有難うございました^^
投稿: ちぃ | 2022年1月13日 (木) 22時40分