幼稚園に行きたくない。。。パート２

今朝バスに乗っていると息子が『ママ、お腹痛い』と言い出した。　

私『あらま？朝飲んだ牛乳で冷えたかな。幼稚園に着いたらトイレにいこう。』　

息子『トイレは無い・・・薬飲まないと無理みたい・・・』　

私『ママかばんの中にお薬持ち歩いてるから。バス降りたら飲もう。』　

息子『・・・薬飲んでもだめかも。』　

あー、これはまた何かあったな。とピンときた。

バスを降りて、近くの階段に腰かける。　

私『お腹痛いんじゃなくて、幼稚園に行きたくない理由が他にあるんじゃない？』　

息子『・・・・・。』　

私『黙ってても分からないよ。何かあったならちゃんと話してごらん。』　

息子『・・・・KくんとCちゃんから昨日怒られた・・・』　

私『KくんとCちゃん？』　

二人とも息子と仲が良く、よく話の中に名前が出てくる友達だ。そして話を聞いている限り、二人とも誰彼構わず喧嘩を吹っ掛けたりするタイプではなく、割としっかりしている印象。　

私『何で二人は怒ったの？』　

息子『僕が踊らなかったから。それにランタンが綺麗だったの。だから仕方ないじゃない。』　

？？？？？？　

まったく話が見えないぞ。笑　　

その後どうにかこうにか『こういうこと？？』と息子に聞きながら話を整理し、ようやく事情が呑み込めた。　

昨日のダンスの時間のこと。みんなが踊っている最中、息子は横の壁にかけてあったランタンに気を取られてしまったようで、ダンスの時間の最中にもかかわらず、それらをじっと見たり触ったりしていたらしい。　

おそらくその時に『（今はダンスの時間なのに）どうして踊ってないの？ちゃんと踊りなよ～！』みたいな事を言われたというわけ😅

私『あー、なるほど。そういうわけか』　

息子『ねぇ、これってせーちゃんが悪いの？それともKくんとCちゃんが悪いの？』　

私『結論からいうと、せーちゃんが悪い。笑』　

息子『ええー！なんで？！💦せーちゃん、怒られて悲しかったよ！それにランタンが綺麗だったから仕方ないじゃない😢』　

私『うん、せーちゃんの言う事は理解できる。だってランタンって面白いもんね。見たら遊びたくなるし、綺麗だからずっと見ていたいし。』　

息子『そうでしょ？？』　

私『でもさ、ダンスの時間にランタンで遊ぶのっていい事なのかな？』　

息子『・・・・ダメ・・・』　

私『そうだね。休み時間だったらいくらでも触ったり見てもいいよ。だけどダンスの時間にはそれはするべきじゃないよね。みんなだって本当は触りたいと思うよ。だけどダンスの時間にはダンスをしなきゃいけないからみんな我慢してる。例えばその時間が先生が絵本を読んでくれたりしている時とかでも同じ。その時は先生が読んでくれる絵本をちゃんと聞く時間であって、他の事をしていい時間じゃないよね？』　

息子『・・・・うん。』　

私『二人はさ、せーちゃんが嫌いで怒ったわけじゃないんだよ？それはいけないんだよって教えてくれたの。口調は強かったかもしれない。ママはその場にいなかったから分からないけどさ。でも、自分が間違った事をした時にそれは違うよって教えてくれる友達ってママはとっても大事だと思うけどな。』　

息子『・・・今日はKくんとCちゃんとお話ししてあげないもーん。』　

私『コレコレ、逆ギレはいかん。苦笑　　間違った事をしたのはせーちゃんの方でしょ。自分が間違った事をして注意されたのに、それに対して怒るのは間違ってるよ。』　

それに対しては何も言わなかった息子だけど、それから自分で幼稚園に向かって歩き出し、行かないとは言わなくなったから、分かってくれたのかな😏　

パパさんに今朝こういう事があって～と連絡すると、『そんな事くらいで幼稚園行きたくないってなってたの。オバカだなぁ。←言い方よ。笑』って笑ってたけど、また特にそれが大好きなお友達だったから、余計に悲しくなったのかもしれないねと話して。　

こういう事も成長している証拠ですよね。　

やっぱり親としては心配だし、今も幼稚園でちゃんとやれてるかなと考えちゃうけど、自分で考えたり、経験していかないと分からない事もあるんでしょうから。　

頑張れ～！