危険な人物は身近に。。
さて手術から7日が経ちました。ようやく朝も痛みで目を覚ますこともなくなり、ホッとしています。
ブログには書いてなかったけど、先週の火曜日に台湾の病院で扁桃腺摘出手術を受けたのです。
手術直後は控えめに言っても地獄でしたが、今は昨日くらいから普通のご飯を食べていますし(よく噛みつつ)、だいぶ楽になってきました。
さて私の近況はさておき、昨日台湾を賑わせた二つの事件。
一つは台中のMRTで無差別殺人未遂事件が起きたこと!犯人は精神病院に通院歴のある24歳?の男で、勇敢な乗客の男性らに取り押さえられ、幸い死者は出ずに済みました。
実は10年前の同じ日、台北のMRTでは鄭捷という男によって無差別殺傷事件が起きています。
鄭捷の事件の過去記事はこちら
鄭捷の死刑についての過去記事はこちら
模倣犯がいつか出そうな気がする…と思わなかったといえば嘘になりますが、まさか10年目の同じ日に同じことを起こすとは。
死者は出なかったけど、もう死刑でいいよ。一生外に出さないでくれ。また同じことやりそうだもの。
これはニュース映像
この犯人を取り押さえた長髪のお兄さんは今では英雄となっています。
この方の彼女さんが『バイクで帰ると行っていた彼をMRTで帰るよう勧めた自分に責任を感じている』とおっしゃっていたそうですが、きっと神様がこのお兄さんをMRTに乗るようにしてくれたのかもしれない。だってこのお兄さんがいなかったら、きっともっと多くの方が刺されたりしていたはずだもの。
刃物を持った相手に立ち向かうって普通はとてもできることじゃない。なんて勇敢なんだ。
お兄さんはケガをしたようですが、命には別状がないと聞き、本当によかった。
しかしこの犯人・・取り押さえられたあと、他の乗客たちにボコボコにされてケガしてたらしいんだけど、救急車で搬送される際『死にたくない~』と泣き叫んでいて、どの口が言うかと思ったよね。あんたは人を殺そうとしておきながら、自分は死にたくないってどれだけ身勝手なのよ・・・
さて、こちらは無事に取り押さえられてよかったのですが、もう一つの方はまだ犯人が捕まっておらず、しかもどうやら台北市内をウロウロしているらしく、おそろしい・・・
殺人未遂の前科あり、精神病ありのこの男、精神病院に収監されていたところ、脱走してしまったというもの。
監視カメラの映像から精神病院のあった基隆からバスに乗って台北市内に来たことが分かっており、台北市内の監視カメラにその姿をとらえられている。一番新しい足取りは昨晩、龍山寺辺りにいたということ。あの辺りはホームレスの方が多いので、紛れていても分からないかも・・・
ていうか、台湾の警察って毎回結構犯人捕まえるの早いのに、今回は手間取ってるなぁ・・・
台湾は町のいたるところに監視カメラがあるから、そんな簡単に逃げられそうにないけど、現時点ではまだ捕まっていないよう。
だもんで昨日の夕方、学校からも『犯人が捕まるまで、放課後校庭は開放しません』とのお知らせが来ました。そりゃそうだ、怖すぎる。殺人未遂の前科持ちの精神病て・・・
過去に何したの?と思って調べてみたら、最後に監視カメラに姿がとらえられたと言われる龍山寺近くで去年の1月、酒瓶で男性を滅多打ちにし、かなりの重傷を負わせたらしい。そこで幻聴が聞こえたとかで精神病院送りになって、今回脱走をはかったというわけ。
攻撃性が高いため注意と書かれていて尚怖い・・・ やめてくれ、ほんと。
台中の事件が大きすぎて、こっちは影が薄くなってる印象だけど、個人的にはこっちをもっと大々的に報道してほしいよTT
息子の学校も主人の仕事場も義実家だって台北市内だし、心配だよ。
« 推拿で大変な目に遭う | トップページ | まだ痛む »
「台湾太太日記」カテゴリの記事
- 外道の歌のドラマを見ました!(2024.12.07)
- 汚れなき悪戯(2024.12.02)
- Baleaのハンドクリーム(2024.11.29)
- 視力が急激に落ちている!(2024.11.25)
- 久しぶりのマツエクと久しぶりの大爆発(2024.11.15)
« 推拿で大変な目に遭う | トップページ | まだ痛む »
コメント