「九龍城寨之圍城」を見た
台風休みが2日間もあったので、ずっと見たかった「九龍城寨之圍城」を見ることにしました。
九龍城が大好きな私としては、ものすごく精密に再現されていると聞いて、主人と一緒に劇場まで足を運びたいと思っていた映画だったんだけど、仕事やら育児やらで結局行けず。
ただ、今はすぐにネットで見られるから有り難い(違法ですけれども😅)
タイトルの「九龍城寨之圍城」は直訳すると、「九龍城砦の包囲戦」という意味。
(あらすじ)
大陸から香港へと密航してきたルージュン(任賢齊)は、香港の身分証明証を手に入れるために裏社会で行われる格闘技の試合に参加し、お金を得ようとする。勝ったルージュンはそのファイトマネーを渡し、香港の身分証明証がほしいと伝える。
しばらくした後、取りに来るよう言われ、裏社会のアジトに身分証明証を取りに行くと、裏社会のボス(サモ・ハン・キンポー)から裏社会に入るよう誘われる。ルージュンが拒むと、身分証を手に入れられなかったばかりか、ファイトマネーまでも奪われてしまう
窮地に陥ったルージュンは近くにあった袋を掴んでその場から逃げ出した。
裏社会の人間に追われ、ルージュンが逃げ込んだ先は九龍城砦だった。この場所には手が出せず、追手達はしぶしぶ引き返す
ルージュンは奪った袋の中身は金だとばかり思っていたが、麻薬だと知り絶望するが、近くで麻薬中毒者の男を見つけ、九龍城内で売り、金に変えることを思いつく。しかしそんなルージュンの前に九龍城を取り仕切る龍捲風(古天樂)と信一(劉俊謙)が現れ、ルージュンはボコボコにされ、龍捲風はボスから奪った麻薬と賠償金をボスに返し、ルージュンはその賠償金を返済するため、九龍城で働くことになる。
その内に龍捲風に対しては父親に似たような情を、信一を始め十二少、四仔との間には友情が芽生えていくが──
というお話です。
まずはCGやセットだと分かっていても、再現された九龍城砦に大興奮ですよ
いやー、すごかったなぁ。
俳優さん達はアクション俳優ではないのに、すごい動きをするなぁと思っていたら、アクション監督はなんと日本人の谷垣健治さんという方だと知ってびっくり! その他音楽にも日本人の方の名前が。
谷垣さんは調べてみたら、多くの香港映画に関わっていて、その世界ではとても有名な方だそう@@;
そして龍捲風(ちなみにこれ、ハリケーンの意味です)役の古天楽がめちゃくちゃ渋くてかっこよかった。
その他にもサモ・ハン・キンポーやアーロン・クォック(友情出演)等も出演しています。
もう一人、素敵だったのが信一役の劉俊謙さん
ちょっと若い時の安藤政信さんみたいな。それよりもっとイカツイんだけど、すごくよかったです。
内容的には前半~中盤まではよかったんですが、後半、特に最後の戦いのところはちょっと現実離れしていて、笑ってしまった。
でもアクションとかは文句なしにすごかったし、よかったですよ。
日本では来年1月に公開予定だそうで。
私は今回、広東語版で見たので(字幕は中国語)、日本語版が出たらどんな訳になっているのか見てみたい♪
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